最新作「ボーン・レガシー」を引っさげ来日したジェレミー・レナー、日本語吹替版声優の松雪泰子にメロメロ!?「彼女になら殴られても構わない!」

臨場感あふれる映像でアクション映画に新たな風を吹き込んだ「ボーン」シリーズの最新作「ボーン・レガシー」の公開を記念した完成披露試写会が8月2日(木)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主演を務めたジェレミー・レナーが登壇した。

CIAの極秘プログラムによって人造的に作りあげられた腕利きスパイ、ジェイソン・ボーンが国家を揺るがす巨大な陰謀に立ち向かう様を描いた「ボーン・アイデンティティー」がマット・デイモン主演で2002年に公開されるや、たちまち大ヒットを記録。その後、「ボーン・スプレマシー」、「ボーン・アルティメイタム」と、第3弾まで制作された。

最新作「ボーン・レガシー」は、ジェイソン・ボーンが死闘を繰り広げていた裏で“同時進行”していた更に巨大な陰謀に、ジェイソン・ボーンを遥かにしのぐ能力を持つアーロン・クロスが奮闘するというもの。この主人公のアーロンを「ハート・ロッカー」、「ザ・タウン」でアカデミー賞主演(助演)男優賞にノミネートされたジェレミーが熱演している。

ジェレミーのほか、アーロンと共に命を狙われ、彼と共に逃亡を図る医師・マルタ役を「ハムナプトラ」シリーズ、「ナイロビの蜂」で知られるレイチェル・ワイズが演じ、CIAによる極秘計画の漏えいを防ぐべく全プログラムを抹消しようとする国家調査研究所のメンバー、リック・バイヤー役をエドワード・ノートンが演じている。

男くさい渋さで男女から高い支持を受ける一方、映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」、「アベンジャーズ」などの大人気映画に出演するなどノリに乗ってるジェレミー。この日行われたイベントに、ジェレミーはグレーのスーツ姿で登場するや、会場からは割れんばかりの歓声が。

ジェレミーは「コンニチハ!」と日本語で陽気に挨拶すると、ポケットからおもむろに紙を取り出し「皆さんこんばんは! 僕はジェレミー・レナーです。今日は来てくれてありがとう。映画楽しんでください」とこれまた日本語で挨拶すると会場からは拍手が巻き起こった。

MCから「ボーン」シリーズの主人公に抜擢されたことについて聞かれると「とても興奮したよ! プレッシャーは脚本家であり、本作の監督を務めたトニー・ギルロイ監督のほうがあったんじゃないかな。本作をどういうものにするかってことで色々苦労はあったと思う。僕は、かなりハードなアクションがあったから肉体を鍛えておかなきゃっていうプレッシャーはあったね」とコメント。

今回が初来日となるジェレミーは、十分に日本を観光出来ていないそうで、「昨日の夜、東京に着いたんだけど、日本で見たものはホテルと空港、この劇場、あとは自分のまぶたの内側だけだよ(笑)。でも、このイベントが終わったら夜の街に繰り出すよ!」「 自分の家にも日本庭園らしきものを持ってるんだけど、そういった所に行ってみたいな。あとカラオケにも行ってみたい!」と強面なイメージがあるジェレミーだが、素顔は“とても気さくなお兄さん”のよう。

また、この日のイベントには、サプライズゲストとして、「ボーン・レガシー」の日本語吹替え版でマルタの声を演じた女優の松雪泰子が登場。胸元がざっくりと開いた黒のドレスで登場した松雪さんの美しさに、ジェレミーも心を奪われたようで、「松雪さんは美しすぎるので、声だけやるのはもったいない!」と松雪さんをべた褒め。

もし、「ボーン」シリーズに出られるとするなら、どういった役で出演したいか問われると、松雪さんは「アクションが大好きなので激しいアクションをやってみたいですね。アーロンを狙う最強の刺客として出演したいです」と答えると「僕も賛成だよ。彼女にだったらボコボコにされたい!」とコメント。美女にはとことん弱いジェレミーだった。

「ボーン・レガシー」は9月28日(金)より全国にて公開される。

 

「ボーン・レガシー」公式サイト