“ミラクル・ポップ・プリンス”MIKA、来日公演を開催! 飛んだり、跳ねたり、踊ったり…天真爛漫なライヴにファン釘付け

5オクターブの音域を持つとも言われる“ミラクル・ポップ・プリンス”ことMIKA(ミーカ)が、およそ9か月ぶりに来日。2月18日(木)東京・NHKホールで、MIKAワールド満点の来日公演を行った。

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レバノン出身のMIKAは、ロンドン在住のシンガー・ソングライター/プロデューサー/グラフィック・デザイナー。大ヒット曲「グレース・ケリー」も収録されたデビュー作「ライフ・イン・カートゥーン・モーション」(2007)が世界で600万枚以上を売り上げ、一躍注目の的に。以降、コンスタントに作品を発表するとともに、「X Factor」の審査員(伊版)や「The Voice」のコーチ(仏版)を務めるなど、多岐に渡る才能を発揮している。

女性ファンの「キャー」という黄色い歓声に包まれながら、東京公演のステージに登場したMIKAは、壇上にある一台のピアノに腰を下ろすと、「ノー・プレイス・イン・ヘヴン」を披露。銀色のペイントがまぶしい濃紺のスーツに身を包んだMIKAの伸びやかな歌声と美しい伴奏が場内に響き渡った。



「コンバンハー! トーキョー!」と声高らかにあいさつしたMIKAはその後も、ピアノを弾きながら「ビッグ・ガール(ユー・アー・ビューティフル)」「グッド・ワイフ」「トーク・アバウト・ユー」を熱唱。代表曲とも言える「グレース・ケリー」では、軽快に歌い終えると大量の紙テープが一気に噴射。それと同時にステージ全体を覆っていた大きな垂れ幕が落ち、セットの全貌が明るみとなった。

遊園地にあるかのような「PARADISE」と書かれたワンボックスカー風のお立ち台や、「HEVEN」と書かれたきらびやかな看板など、独創的かつファンタジーテイストに作り上げられたセットにて、MIKAは天真爛漫なパフォーマンスを展開。ライブ序盤で「上品に行く」と宣言していたMIKAだが、その宣言はどこへやら? ピアノにのぼって歌ってみたり、観客を壇上に上げて一緒に踊ったり、時には自分が客席に乱入したりと、突飛な行動の数々にファンは釘付けといった様子だった。



また、ライブ終盤で歌われた「アンダーウォーター」では、観客に対し、携帯のライトを点灯させるよう指示。場内が一面、光の海と化す中、「僕と一緒に歌って! 後ろの人も一緒に。大きな声で歌って!」と呼びかけ、同曲を大合唱。その感謝とばかりに、曲の終わり部分をマイクなしのアカペラで「アンダーウォーター」を熱唱すると、場内からはこの日一番とも言える歓声が沸き起こった。

エンターテイナーぶりを炸裂させたMIKAはコンサートの最後、「ありがとう」と書かれたファンからのメッセージを受け取ると「トーキョー。こんなにも美しい国でコンサートをすることが本当にすばらしいよ。このような機会をくれてありがとう」と感謝。深々お辞儀をすると、名残惜しそうにステージを後にした。


■リリース情報

『MIKAとモントリオール交響楽団』



≪発売中≫

“MIKA ET L’ORCHESTRE SYMPHONIQUE DE MONTREAL”

【SHM-CD(高音質CD)】￥2,808(税込) / UICO-1285


■バイオグラフィー

MIKA(読み:ミーカ)本名:Michael Holbrook Penniman, Jr.、1983年8月18日生まれ。レバノン出身で現在ロンドン在住のシンガー・ソングライター/プロデューサー/グラフィック・デザイナー。
デビュー作『ライフ・イン・カートゥーン・モーション』は世界で600万枚以上の売り上げを記録し、一躍世界のポップ・プリンスとなった。その後、『ザ・ボーイ・フー・ニュー・トゥー・マッチ』も世界的に大ヒットを遂げ、英国を代表するブリット・アウォーズ、最も優秀なソングライターに贈られるアイヴァー・ノヴェロ賞、加えてMTV・アウォーズといった数々の音楽賞に輝いており、過去に32ヶ国において、ゴールド及びプラチナディスクを達成しており、現時点においてアルバムの総セールスは1,000万枚を超えている。
昨今はイタリアで人気TV番組「X Factor」の審査員、フランスでは大型TV番組「The Voice」のコーチとしてヨーロッパのお茶の間でも人気者!その他、Swatchのクリエイティヴ・アンバサダーや、Valentinoとスーツのコラボレーションをするなど、多岐に渡る才能を相変わらず開花している。

【動画】「トーク・アバウト・ユー」MV


公式サイト: //www.universal-music.co.jp/mika