ジョディ・フォスター 8年ぶり来日!“監督”ジョディからみたジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツの評価は?

オスカー女優であり監督のジョディ・フォスターが8年ぶりに来日。6月2日、都内で開催された自身の最新監督映画「マネーモンスター」の舞台挨拶付き試写会に登壇した。



映画「マネーモンスター」は、全米で放送され高視聴率を稼ぐ人気財テクTV番組「マネーモンスター」の生放送中に起きた衝撃の事件を描く緊迫の「リアルタイム・サスペンス」。番組司会者のリー・ゲイツ役にジョージ・クルーニー、ディレクターのパティ・フェン役にジュリア・ロバーツを迎え、豪華なキャスティングでも注目を集める作品である。

ジョディ監督は今作品のキャスティングについて、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツという素晴らしい俳優と仕事ができることを非常に「ラッキー」と表現。2人に関して「彼らは兄弟のような関係で、魔法のような絆で繋がっています。映画からもそれが伝わると思います」と、色々な良い映画で見てきた2人と組むことができた喜びを語った。

さらに今作品でプロデューサーも務めるジョージ・クルーニーは、ジョディを多くのアイデアで何度も助けたという。「彼は私にたくさんの自由を与えてくれ、本当に感謝しています」とジョージへの感謝の思いを語った。

先日ジョディはハリウッドの殿堂入りを果たし、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に名前が刻まれたばかりだが、このイベントでも「日本のために手形を残してほしい」と要望され、笑顔で「もちろん」と即答。手のひらを力強く型に押し付け、「とてもいい気分!」と興奮気味に手形を持って会場に見せた姿が印象的であった。



今作の見どころとして、ジョディは3つの要素があると説明する。「ウォールストリートを中心とした金融」、「インフォテインメント(インフォメーション+エンターテインメントの合成語)」、「ハイスピードテクノロジー」を含む本作は、今の我々の現代社会とリンクしているところが多いと語り、「自分だったらどうするか」という視点でぜひ見てほしいと観客にうったえた。

今作に100パーセントを出し切ったと満足そうなジョディは、「私はこの映画をとても愛しています。ストーリーはすごくスピーディーに進むので、見逃さないように集中してみてほしいです」と最後にメッセージを送った。

■公開情報
「マネーモンスター」
6月10日(金)全国ロードショー!

公式サイト:MoneyMonster.jp