デビュー曲「ルード」が大ヒットのカナダ発のポップ・バンド「マジック!」初来日インタビュー![後編] メンバーお気に入りの日本語って?

デビュー曲「ルード」が大ヒットのカナダ発のポップ・バンド「マジック!」初来日インタビュー![前編] からの続き


――マジック!の音楽の特徴として、レゲエとロックの融合があると思いますが、レゲエについてどう思いますか?

バンドでレゲエを使おうって思ったんだ。一緒になって音楽を作る際、どんな曲であろうと、一部のパートを奏で始める。そして、毎回レゲエ調のリズムを刻むとき、その曲がうまく一つにまとまっていった。だから、アルバム内のレゲエ要素は、言わば、僕たちマジック!のサウンドの接着剤的な役割を果たしているんだ。今後それがどう変化していくのか、楽しみだよ。


――世界的に大ヒットして有名になる前と後で、一番変わったことは何ですか?

ベン:最初バンドを始めたとき、誰もショーに来てくれなかった。でも今は、とてもたくさんの人がショーに足を運んでくれるんだ。

ナズリ:本当だね。

マーク:一番大きな違いはセルフィーさ。道端でセルフィーを撮るようになったんだ。

ナズリ:誰も僕たちのセルフィー技術には勝てないね。あとは、全く異なる文化を認めることができるようになったこと。新しいものへの理解が増したんだ。今はカリフォルニアに住んでいるんだけど、そこは多文化の街で、たくさんの新しい友情を築くことができると思うんだ。



――今回の来日で学んだ日本語でお気に入りのものはありますか?

ナズリ:アリガト。今、僕は感謝の気持ちでいっぱいなんだ。

マーク:みんなが「えっと・・」って言うときが好きだな。

アレックス:「アイ・ラブ・ユー」ってどうやって言うんだっけ?

ベン:「アイシテルヨ」。いい言葉だよね。

アレックス:「サヨナラ」って言葉の響きが好きだな。侍が出てくる映画を観たんだけど、「サヨナラ」って言っていて、カッコいいって思ったんだ。

ナズリ:道端で僕たちを見かけた女の子たちが、口に手を当てて、クスクス笑う姿がカワイイって思うよ。

マーク:「カワイイ」って言葉もキュートだよね。だって、キュートって意味だから。



――最後にメッセージを下さい。

TVグルーヴをご覧の皆さん、こんにちは。僕たちマジック!です。バンドを代表して、日本のファンの皆さんに伝えたいことがあります。温かい歓迎をありがとうございます。そして、ライブで「ルード★それでも僕は結婚する」を聴いてくれて、本当にありがとう。アルバム「ドント・キル・ザ・マジック」を是非、聴いてください。心を込めて作りました。YouTubeで僕たちのビデオも観てください。そして、友情を深めましょう。愛と音楽を交換すれば、素敵な友情が築けることでしょう。アリガトウ。


(インタビュー終わり)


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