「ワン・ダイレクション」ルイ・トムリンソンの実父が自殺未遂

英ボーイズ・バンド「ワン・ダイレクション」のルイ・トムリンソン(23)の実父が飲酒運転の上、自殺を図っていたことが伝えられた。

現在ルイと絶縁状態にある実父トロイ・オースティン(46)さんは現地時間18日の夜、友人の車の中でガス自殺を図っているところを警察に発見された。車の前には空き缶が転がっており、警察は「飲酒運転」の疑いでトロイさんを逮捕。ドンカスターの警察署に連行した後も自傷行為を続けため、近くの病院に移されたという。

トロイさんは自身が所有するホテルをめぐり、共同経営者である兄弟と口論になったうえ、友人の車で失踪していた。

また、トロイさんは長い間ホームレス状態であったことが報告されており、検事は「彼は行方不明者とされており、精神状態と健康状態に深刻な問題がある」と語っている。

一方、弁護人によると、事件はあくまでホテルをめぐる兄弟との口論が原因であり、精神的な問題ではないと説明している。

「この事件にはたくさんの背景があるのです。共にビジネスをしていた家族のメンバーから抜けてしまったことが事件の根本にあり、そのせいでホームレスになってしまいました。彼には長い間、固定住居がなかったのです」

さらに、関係者がThe Sun誌に語ったところによると、トロイさんは鬱(うつ)に悩まされており、友人たちとの間でいさかいがあったという。さらに、トロイさんは酒を大量に飲む上、マリファナの常習者でもあるという。

このような振る舞いに友人たちは愛想を尽かしているようで、「悲劇ですよ。彼は友人を全員失ってしまったのです。皆に縁を切られてしまったのです。ルイが原因ではないです」という証言が出ている。

トロイさんとルイの母親は、ルイが5歳の時に離婚しており、それ以来、緊張関係にあると言われている。この事件に関して、ルイ側からのコメントは出ていない。