「スパイ大作戦」ピーター・グレイブスが殿堂入り

米FOXネットワークの大ヒットドラマ「スパイ大作戦」で主役のジム・フェルプスを演じていたピーター・グレイブスが、ハリウッド大通り沿いの歩道に映画スターやミュージシャン等が名を連ねる「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に殿堂入りした。

アメリカ現地時間10月30日に2391番目の名声入りしたピーターのセレモニーは、ハリウッドの老舗レストラン「ムッソー&フランク・グリル」前で行われ、結婚生活59年をむかえる妻と3人の子供、そして孫たちらが参列。83歳になるピーターは「生涯において、とても特別な日(A red letter day)だ」と喜びを語った。

1951年に映画「Rogue River」で本格的に俳優活動を開始したピーターは、1967年から1973年まで放送されていた「スパイ大作戦」で大ブレイク。エミー賞にノミネートされたほかゴールデン・グローブ賞を受賞した。その後は映画界で活躍し、カルト的コメディ映画「フライングハイ」では惚けた演技を披露し高い人気を得た。最近では人気ドラマシリーズ「7th Heaven」に出演した。

直訳すると「名声の歩道」となる「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」は、ハリウッドのバインストリートとハリウッド・ブールバード沿いにある歩道のこと。歩道には、映画、舞台、テレビ、ラジオに音楽など幅広いエンターテイメント界の中から、ハリウッド商工会が毎年10数名選び抜いたスターたちの名前と星型が入った敷石が埋め込まれている。


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