ミススペルされても笑顔! 「となりのサインフェルド」ジュリア・ルイス=ドレイファスが殿堂入り

アメリカで爆発的な人気を誇ったコメディ・シリーズ「となりのサインフェルド」でエレイン・ベネス役を演じていたジュリア・ルイス=ドレイファスが、ハリウッド大通り沿いの歩道に映画スターやミュージシャン等が名を連ねる「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に殿堂入りした。

5月3日、ハリウッドのWホテル前に刻まれた2407番目の星となったジュリアのセレモニーには、「となりのサインフェルド」のキャストや友人、家族、両親らが参列。ジュリアは、「笑いを与える素晴らしい仕事ができて、本当に幸せ」と声を詰まらせた。

「となりのサインフェルド」出演キャスト初の名声入りとなったジュリアのセレモニーのオープニング・スピーチは、同番組クリエーターのラリー・デイヴィッドのジョークと共にスタート。星に刻まれた名前のスペルが間違えていたというハプニングもあったが、笑い溢れるジュリアらしいセレモニーになった。

ジュリアは、アメリカン・コメディアンの登竜門と称される深夜コメディ・バラエティー「サタデー・ナイト・ライブ」のレギュラーを3年間務めた後、TVコメディ「Day by Day」に出演。90年代を代表するシットコム「となりのサインフェルド」で主人公の元彼女で親友役を演じ大ブレイク。同役で7年連続してエミー賞助演女優賞にノミネートされ、うち1回受賞した。4年前にスタートした「The New Adventures of Old Christine」では、離婚後の恋愛運がなく四苦八苦するシングルマザーをコミカルに表現。業界から高い評価を得ており、4年連続してエミー賞にノミネートされ、うち1回受賞している。

私生活では大学時代に知り合った脚本化のブラッド・ホールと1987年に結婚。1992年に長男を、1997年に次男を出産している。なお、父親はルイ=ドレフュス財閥出身の大富豪ジェラール・ルイ=ドレフュス。

直訳すると「名声の歩道」となる「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」は、ハリウッドのバイン・ストリートとハリウッド・ブルバード沿いにある歩道のこと。歩道には、映画、舞台、テレビ、ラジオに音楽など幅広いエンターテイメント界の中から、ハリウッド商工会が毎年10数名選び抜いたスターたちの名前と星型が入った敷石が埋め込まれている。


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