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「トーチウッド」英国放送版は同性愛シーンをカット

2011年7月20日
人気英国ドラマ「ドクター・フー」のスピンオフ・シリーズで、新シーズンから物語の舞台をアメリカに移し、米英共同制作されている「秘密情報部 トーチウッド」。今年7月から米英同時放送がスタートしたが、7月22日放送の第3話では、同性愛シーンをめぐって米英では違う編集のバージョンがオンエアされることが明らかになった。

このたび英サン紙は、「トーチウッド」第3話におけるキャプテン・ジャック・ハークネスと男性バーテンダーのベッドでのラブシーンは、英BBCが(同性愛が問題なのではなく)行き過ぎの性描写と判断して、そのシーンをカットして放送する予定だと報道。この件に対して、英BBCのスポークスマンは「英国版と米国版では若干の違いがあります。しかし、これらの違いはストーリーに何ら影響を与えるものではありません」と回答している。

これを受けて、米Zap2itが番組のセットでキャプテン・ジャック・ハークネスを演じるジョン・バロウマンにコメントを求めたところ、「あのシーンは脈絡がなく登場するセックスじゃない。ちゃんとストーリーにおいて意味があるんだ。単にカメラの前でセンセーショナルなものを見せてるわけじゃない」と、“ストーリーに影響がない”とする英BBCとは対立する意見を述べた。

主人公キャプテン・ジャック・ハークネスは、男性も女性も愛すことができるというキャラクター設定で、もともと「トーチウッド」は「ドクター・フー」よりも性描写が多いことで有名。演じるジョン自身もゲイであることをカミングアウトしており、本作はゲイ・コミュニティからの支持も高い。

「トーチウッド」はアメリカでは地上波ほど規制が厳しくないケーブル局であるStarzで放送されているが、イギリスの放送局は公共放送であるBBC。今後、両国で違う編集が行われるようなことが続けば、さらに物議を醸すことになりそうだ。
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