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「ザ・シンプソンズ」高すぎるギャラが原因で放送終了の危機!?

2011年10月5日
アメリカの人気長寿アニメ「ザ・シンプソンズ」の声優たちが、製作者側から出演料の大幅カットを迫られており、出演料削減の交渉が成立しなければ、放送が終了する可能性が出てきた。

「ザ・シンプソンズ」はFOXで1989年の放送開始以来、23年間も放送が続いている国民的アニメ。世界90カ国以上で放送され、アメリカのプライムタイム最長寿番組としても知られている。

そんな大人気の「ザ・シンプソンズ」だが、番組製作者側によると、利益以上にコストがふくれあがり、番組を作り続けていくことが難しくなっているという。

FOXは「23シーズンにわたって、世界の視聴者から愛されている『ザ・シンプソンズ』をこれからも続けていきたいのですが、現在の収益モデルでは、製作を続けていくのは困難になってきました。声優たちとの交渉が成立し、これからも番組を続けていけることを望んでいます」という声明を10月4日に発表した。

製作者側は、声優たちに45%の大幅給料カットを要求していると伝えられている。現状、「ザ・シンプソンズ」のキャラクターの声を担当している6人の主な声優たちは、それぞれ1シーズンごとに約800万ドル(約6億1500万円)の報酬を受け取っているという。確かに、これだけの報酬は製作者側にとってはかなりの負担ではあるが、声優にとっては、一度に45%も報酬がカットされるのはたまったものではないだろう。

これまでにも出演料削減の交渉は何回か行われてきたが、今回のように、製作者側が一方的に大幅な出演料カットを迫るのは異例のこと。声優たちはこれまで「報酬に見合う仕事をしている」と主張してきたが、果たして今回、声優たちは出演料カットを素直に受け入れるのだろうか?それとも交渉が決裂し、世界中で愛されている「ザ・シンプソンズ」が終了してしまうのか?今後の展開が注目されている。
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