ニコラス・ケイジがレンタルDVDを滞納、店が返却要求に使ったユニークな手段とは?

人気俳優のニコラス・ケイジがDVDレンタルを約4ヶ月間も滞納し続けていたが、レンタルショップ店から笑いもののネタにされた後、ようやく返却、滞納料金を支払った。

ニコラスは、ロサンゼルスにあるレンタルショップ、オールド・バンクDVDにて、今年4月に、映画「スタア誕生」と「キング・オブ・コメディ」2つのDVDをレンタル。しかし、返却し忘れ続けた上に、レンタルショップとコンタクトを取らなかった結果、滞納料金が224ドル48セント(約1万7920円)までに膨れあがった。

ニコラスに連絡しようにも、なかなかできないレンタルショップのイライラは積もり、ついにある手段に出る。

オールド・バンクDVDは、9月1日、店のFacebookのページ上に、ユニークな投稿をし、ニコラスに返却を促した。

その投稿とは、セレブリティーの有名写真の顔の部分をニコラスの顔に変えた合成写真3枚。ジョン・レノンとオノ・ヨーコの写真を使い、オノ・ヨーコの顔の部分を、ニコラスの顔に置き換えている。さらに投稿コメント欄には「私たちが言いたいことは、ただ、DVDを返却して(All we are sayying, is give our DVD’s back」と書かれている。これは、ジョンの曲「Give Peace A Chance」の歌詞を文字ったものだ。

ニコラスに向けた、このユニークな方法は、米各紙に取り上げられ、ついにレンタルショップの思いが、ニコラスのもとへと届いた。

ニコラスはDVDを返却、滞納料も支払った。店とも電話をし、アシスタントが返却しているものだと思っていたこと、誤解があったことを伝えた。

ニコラスと和解をしたオールド・バンクDVDは、9月2日、Facebookのページで、「ニコラスさんは、私たちのおふざけを理解してくれたそうです。とは言っても、笑いのタネにしたことをお詫び致します。彼は素晴らしいカスタマーです」と投稿している。