「セサミストリート」エルモの声優を訴えた青年、とんでもない前科者であることが判明

人気子供番組「セサミストリート」に登場するキャラクター、エルモの声担当で人形師のケヴィン・クラッシュを、未成年者との違法な性行為の罪で訴えた原告男性が、とんでもない前科者であることが明らかになった。

「セサミストリート」を制作しているSesame Workshop社は11月12日、今年6月に23歳の青年が「16歳の時に45歳だったケヴィンと性的関係を結んだ」と主張し裁判を起こしたことを発表。だが、翌13日には、青年の弁護人が、「当青年は、ケヴィンとの関係は合意のもと持たれたものであり未成年としてではなく成人として関係を持った、ということを公表する」という声明を発表し、これまでの主張を撤回した。

多額の和解金が支払われたようだという報道も流れ、一体この青年はどんな男なのかと様々な憶測が流れた。

米The Smoking Gunは11月14日、この青年はペンシルベニア在住の俳優志願でモデルのシェルドン・ステファンズで前科者であると報道。写真や逮捕時に警察で撮影されたマグショット写真も掲載した。シェルドンは、インターンをしていた会社の上司だった音楽マネージャーにナイフを突きつけ、25万ドル(約2000万円)相当の宝石を奪った犯罪歴があるのとのこと。

シェルドンはこの強盗罪のほかにも、不渡り小切手を振り出したり、無謀運転でも逮捕されているという。

シェルドンは、昨年ハリスバーグ科学技術大学に生徒として在籍していたほか、ヒルトン・ホテルのバレット、アメリカ自動車協会支店の事務アシスタント、SoHoにある複数の服飾店でのバイトなども行っていた。さらにX Managementというマネージメント会社を立ち上げるなど、実業家としても活動をしており、様々な顔を持っていると見られている。

Sheldon XzavierというハンドルネームでTwitterアカウントも持っていたが、The Smoking Gunの報道と同時に炎上したため、現在は第三者からのコンタクトを絶つプライベート・モードになっているという。

青年がいわくつきの男であることが明らかになり、ケヴィンには同情が集まっている。だが、ケヴィンがいつ「セサミストリート」に復帰するのかは、まだ発表されていない。