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「セサミストリート」エルモの声優、3人目の“被害者”出現! 暴露本執筆も

2012年11月28日
人気子供番組「セサミストリート」に登場するキャラクター、エルモの人形師で声を担当するケヴィン・クラッシュが、未成年の少年に性的暴行を加えたとして立て続けに訴えられていた一連の事件に、また新たな“被害者”が現れた。

ケヴィンは今年6月、1人目の“被害者”であるシェルドン・スティーブンスから、16歳当時にケヴィンと性的関係を持ったとの訴えを受けていた。さらに、11月19日(月)、2人目の“被害者”とされるセシル・シングルトンが、ケヴィンに対し500万ドルの損害賠償を求めて起訴。これを受けてケヴィンは、翌日の20日(火)に番組を降板する意向を示した。

今回現れた匿名の第三の“被害者”は、現在20代後半のモデル業をしている男性。27日(火)にマンハッタン連邦裁判所にて開かれた公判によると、彼が16歳であった2000年、この男性は自分と同じくゲイの友達を見つけようと、ゲイ専用のテレクラにアクセスしたそう。「性的関係以外」というカテゴリーで探していたものの、そこで出会ったケヴィンとは最終的に性的関係を持つに至った。

当時40歳ぐらいであったケヴィンは、自身を“クレイグ”と名乗り、この男性には30歳であると言っていた。また、ケヴィンはこの男性を従順にさせるため、この男性にアルコールを飲ませ、オーラルセックスにまで及んだという。当時は性交渉までには至らなかったが、その後この男性が18歳になった時、2人は再びよりを戻して性的関係を持ったとされている。

なお、この男性は2009年に、ケヴィンとの関係について暴露本を書いている。出版はされていないものの、その本の中には、ケヴィンとこの男性が“父子のゲーム”と呼んでいた遊びを行っていたことや、この男性がケヴィンを「くすぐり屋さん」と呼んでいたこと、激しいキスを何度も繰り返したこと、ニューヨークにあるケヴィンの家に訪れた際には、エルモの写真や置物が数多く置かれており、中にはエルモとビヨンセのツーショットなどが飾られていたことなどが詳細に書かれている。

この男性は、今回起訴するに至った動機について、「“ウソつき”呼ばわりされている2人の被害者のためになればと思った」と話している。「僕も最初、彼らがお金目当てなんじゃないかと思ってたよ。でも、セシル(2番目の“被害者”)の話が僕の経験そのままで、検証されるべきだと思ったんだよね。ただ“申し訳ない”って謝ってくれれば、僕たちも前に進んでいけるのに」と、“被害者”の心境を明かした。

ちなみに、この男性も2番目の“被害者”セシルと同じ法律事務所から弁護人を選出している。真相は未だ闇に包まれたままだが、エルモのイメージがこれ以上下がらないことを祈るばかりである。
 
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