超仲良しバンド「R5」にインタビュー! 交際中のライデル&ラトリフについて、他メンバーは「妬ける」「ラッキーだよね」と言いたい放題

兄弟4人と親友1人で構成された、ポップロックバンド「R5」が、2013年からおよそ2年ぶりに来日。TVGrooveのインタビューに応じてくれた。

「R5」は、ディズニードラマ「オースティン&アリー」の主役としておなじみの、ロス・リンチ(20)を含む人気バンド。ロスの兄姉である、ライカー(24)、ライデル(22)、ロッキー(21)と、友人エリントン・ラトリフ(22)ら、5人の“R”で構成されている。昨年7月に、新作アルバム「サムタイム・ラスト・ナイト」をリリースした彼らは、国内における初の本格公演のために、二度目の来日。和気あいあいとした様子で、インタビューに答えてくれた。





――2013年秋以来の来日ですが、今回はいかがですか?


ロス「比較的、日本の様子は前のときと変わっていないよね」

ラトリフ「そう、何もかもが素敵なままさ」

ライカー「でも食事は、記憶にある前回のときより、より美味しくなったように思えるよ。

ライデル「ラーメンを食べるのが本当に楽しみなの。ラーメンが大好き。前回の来日で、ラーメンに夢中になっちゃったわ。完璧な食べ物よ」

ラトリフ「同意だよ!」

ロス「以前に会ったひとと再会したり、新しい出会いもあったりして、満喫しているよ。何より日本ではじめてショーをやるんだ。3年……2年前?　2年半前?　なんであれ――」

ライデル「2年前だってば!(笑)」

ロス「2年半だろ!(笑)　いや、冗談だけど(笑)　えぇと……あぁ、今回はショーをやるんだ!　昨日のショーはすごくて、信じられないくらい楽しかったよ」

hey japan! already had some yummy ramen and there was a mango in my room. best mango i’ve ever had.

— Rydel Lynch (@rydelR5) 2016, 1月 9

――いま触れていらしたように、今回の来日では三夜にわたってコンサートを行いますね。心境はいかがですか?

ロス「昨日の夜は、すごく面白い体験をしたよ。日本の観客は、これまでショーをやってきたどこの国とも違うんだ。それってすごくエキサイティングだよ、新しい体験だ!　何が面白いって、最初は一公演の予定だったのに、チケットを売りだしたら10分で売り切れ、またチケットを売りだしたらまた10分で売り切れて、結局、3回ショーをやることになった。そんなこと今までなかったよ。それに本当に本当にクールだよね」

THANK YOU JAPAN!! #SometimeLastNightTour pic.twitter.com/BIQEkNaaEK

— R5 (@officialR5) 2016, 1月 14

――日本のファンの様子は、いかがでしたか?

ロス「すごく良かったよ。興味深いんだけど、みんなとても敬意を持ってくれているんだ。南米やアメリカじゃ、みんなクレイジー、いつだってね。でも日本じゃ、みんな心から(楽曲を)聞くことを望んでいるんだ。だからとても集中していて、曲がはじまると大騒ぎ。で、また集中する。すごく面白いよ」

ライカー「昨日の公演じゃ、ファーストアルバム(『ラウダー』)からの曲を全部演奏したんだ。『If I Can’t Be with You』という曲をやったんだけど、今までで最高の反応だったよ。滅多にやらないような曲でも、よく反応してくれるんだ」


――さらに今回の来日では、ラトリフさん以外にとっては実の弟である、ライランド・リンチさんがオープニングアクトのため、一緒に来日していますね。どういった心境ですか?

ラトリフ「ライランドのオープニングはありがたいよ。彼は観客をうまく乗せてくれるからね。それに彼は、ライティング・ディレクターも兼ねているんだ。最高だよ。彼と一緒に来られてうれしいよ。ライランドは、誰よりショービジネス界で努力しているからね」

ライカー「まさしくそうだよ」

Just another day at the office
#Japan #Tokyo pic.twitter.com/YjFnq0egsV

— Ryland Lynch (@rylandlynch) 2016, 1月 14

――昨年7月に、2枚目となるアルバム『サムタイム・ラスト・ナイト』をリリースしましたが、どんな作品ですか?

ライカー「『サムタイム・ラスト・ナイト』は……なんていうか、ぼくらにとって、一種のファーストアルバムみたいな作品なんだ。ぼくらにとって、(前作)『ラウダー』は、学ぶばかりのものだった。アルバムを作るなんて、はじめての経験だったんだ。2年間、他のライターやプロデューサーと曲を書いたりね。でも『サムタイム・ラスト・ナイト』は、全部自分たちでやった。自分たちの力でね。そのことが、ぼくらにとってこの作品こそが、正式な最初のアルバムだって思わせる。だって自分たちの作品が詰め込まれているんだからね。それにR5にとっては、進化でもあるんだ。『ラウダー』なしでは完成しなかった作品でもあるよ。完璧に作用したんだ」



――ライブで演奏していても、より楽しい音楽ということでしょうか?

ロス「そうだね」

ライデル「その通りよ」

ロス「ずっと楽しい楽曲だよ。ぼくらにとってすごくパーソナルな作品だから。それから興味深いことに、ときどきライブで演奏することで、曲の新しい意味を発見することがあるんだ。どんな理由であっても、一度、ロードして、新しい解釈を見つけるんだ。いつでも起こりうることだよ。いつも新しい発見があるんだ」



――ロスさんにとって、昨年は「オースティン&アリー」の最終シーズン撮影という年でしたね。アメリカでは先日(1月10日)に最終回が放送されたばかりですが、いまの心境は?


ロス「実を言うと、すごくいい気分なんだ。なんていっても、自分がどれだけ素晴らしい体験ができたのか、気づくことができたから。4年間、本当に楽しかったよ。全員で懸命に取り組んで、ついにやり遂げたんだ。作品が終わるということは、新しい章がはじまるということ。“新しいこと”が、ぼくは大好きなんだ。新しいものにチャレンジすることもね」

#austinandallytakeoverweekend

Ꭱoss Lynchさん(@rossr5)が投稿した動画 - 2016 1月 2 1:30午後 PST

――ライデルさんとラトリフさんは、昨年4月公開の映画「R5:All Day, All Night(原題)」の中で、交際を明らかにしましたね。ファンの反応はいかがでしたか?


ライデル「わからない(笑)　私はあの映画は観ていないから」

ラトリフ「(笑)　秘密にしていようとしていたんだけどね。でもみんな、大興奮していたね」

ライデル「新鮮に写ったのかも」

ラトリフ「うん、すごく驚いたみたい」

ライデル「ビッグサプライズよ。はっきりと認めたんだもの」

ロス「長くかかったよね。ふたりには完璧なシナリオがあって、ファンのみんなもそれを楽しみにしていたように思うよ」

ラトリフ「そうだね。良い形でニュースになったと思うよ。ツイートで、“ヘイ、実は～”とかっていう発表じゃなくてさ」

ライデル「そんなの退屈だもの」



――いまも仲良し、ということですね

ライデル「そうね、私たち、すごくうまくやってるわ」

ラトリフ「一緒に旅したり、日本で出かけたりね」

Rydel Lynchさん(@rydelr5)が投稿した写真 - 2015 12月 25 4:14午後 PST

――他のみなさんは、おふたりをどう見守っているのでしょうか?

ライカー「大嫌いだよ(笑)」

ロス「面白いし、変な気分。なんでだろう、遅かれ早かれこのふたりが付き合うってわかってたんだ。本当に起こっちゃった」

ロッキー「幸運だよね。あちこち恋人と飛び回って、多くの時間を一緒に過ごせるんだ。ちょっと妬けちゃうよ」

ライカー「そうそう(笑)　でもすごく良かったなって思うよ」

ロス「好きな相手と24時間一緒にいられるんだからね」

ロッキー「(ライデル&ラトリフに)モメるなよ」

(一同笑)




――「R5」は兄弟と親友という、非常に関係が密な5人組ですが、ケンカをすることはあるのでしょうか?

ロス「どんな関係にだって、ケンカや口論はつきものだよ。意見が反することもある。だから人間なんだ」

ラトリフ「ケンカをしないって方が問題だ(笑)」

ライデル「ひとつのことが、大事になっちゃうのよね(笑)」





――みなさんにとって、昨年はどんな1年でしたか?

ロス「2015年は……」

ライデル「あっという間だった」

ロス「早かったね」

ラトリフ「生涯最速の1年だったよ」

ロス「でもすごくクールだったんだ。特にぼくにとっては、いろいろなことが終わりを迎えた1年だったし、同時に新たな扉がたくさん開いた年でもあったんだ。これまで行ったことのない国を含め、世界各地をツアーで回った。『オースティン&アリー』の終了は、ぼくにとって大きかったし、『サムタイム・ラスト・ナイト』は、R5にとって重大な出来事だ。うまく乗り切って今がある。とてもいい1年だったし、2016年に何が起こるのか、すごくワクワクしているんだ」


――バンドとして、個人として、今年はどんな年にしていきたいと思いますか?

ロス「R5にとって2016年は、クリエイティブな年になると思う。できるだけ多くのものを作り上げたい。個人としては、それぞれに野望があると思う」

ライカー「これまでとは異なる年になると思う。普段なら、ツアー、ツアー、ツアー、レコーディング、アルバム作り、ツアー、ツアー……でも今年はちょっと立ち止まって、次のアルバム制作に取りかかったり、他のことにも取り組みたい」

ロス「個々人としてもそうだよ。自分自身と向き合って、より良い存在になっていきたいと思っている。これから“こんなクレイジーな体験をした”って話せるような体験をすると思うんだ」






(インタビュー終わり)

なお、R5のメンバーには、日本にまつわるゲームに挑戦してもらった。笑いの絶えないゲームの様子は、後日、動画で公開予定だ。





■リリース情報

R5 「サムタイム・ラスト・ナイト」
発売中!
価格:2,646円(税込)品番:UICH-1003


【動画】「レッツ・ノット・ビー・アローン・トゥナイト」MV


【動画】「スマイル」MV


公式サイト: //www.universal-music.co.jp/r5/