人気海外ドラマ「ブレイキング・バッド」のスピンオフ企画が進行中

人気海外ドラマ「ブレイキング・バッド」のスピンオフが制作される可能性が出てきた。

米Deadlineによると、「ブレイキング・バッド」の制作プロデューサーと放送局のAMCは、同作品のスピンオフ企画を進めているという。主人公は、ボブ・オデンカーク演じる弁護士のソウル・グッドマン。「ブレイキング・バッド」のクリエーター、ヴィンス・ギリガンと、番組脚本家/プロデューサーのピーター・グールドが、構想を練っており、制作される可能性は高いと見られている。

スピンオフで主人公になるソウルは、ピーターが作り出したキャラクター。ウォルター(演:ブライアン・クランストン)とジェシー(演:アーロン・ポール)から、麻薬取締局に捕まったバジャー(演:マット・ジョーンズ)の弁護を依頼されるという役どころで、シーズン2第8話「ソウルに電話しよう!」で初登場し、以来、重要なサブキャラクターとして出演している。「ソウルに電話しよう!」を謳い文句に顧客を集めている、いかがわしいが有能な刑事弁護士で、番組のお笑い担当的存在として人気を集めている。

なお、ピーターは、これまで数多くのコメディを手がけており、スピンオフは、コメディを考えているそうだ。

ヴィンスは2012年7月に受けたインタビューで、「ソウル・グッドマンのスピンオフを、ぜひ見てみたいと思っている」「ソウルは、裁判所以外の場所で、問題を解決し、事を丸くおさめようと必死になるタイプの弁護士。裁判所に行かなくてすむためなら、何だってするタイプの弁護士だ。そんなタイプの弁護士を主人公にした弁護士番組は、きっと面白くなると思う。ぜひ、やってみたいね」と意欲を見せていた。

「ブレイキング・バッド」のファイナルシーズンとなるシーズン5は、昨年9月に前半が終了しており、今年7月から後半8話が放送される予定。