ジャスティン・ビーバー、引退の噂を関係者が否定「引退宣言はただのジョーク」

世界的な人気を誇る歌手ジャスティン・ビーバー(19)の“引退宣言”は「ただのジョークだ」と、所属事務所の関係者が話した。

ジャスティンが初めて引退宣言をしたのは12月18日、ラジオ出演時のこと。「次のアルバムを出したら引退するつもりだよ」という突然の引退宣言に周囲は騒然となったが、直後に関係者がこれを否定、「ジャスティンはどこにも行かない」と話していた。

しかし、約一週間後の25日、今度はツイッターを通じて再度の引退宣言をしたジャスティン。「正式に(officially)」という言葉まで飛び出し、メディアのみならずファンを含め、世間をにぎわせていた。

そんな矢先に、ジャスティンの所属事務所であるスクーター・ブラウン・プロジェクト社の最高執行責任者が、ジャスティンは「100%辞めない」と明言。続いて同社総支配人からも、次のような弁明がなされたと米PerezHiltonが報じている。

「ジャスティンは19才の真面目な青年で、自分の引退宣言なんかよりも、フィリピンの台風被災者への募金活動などをメディアに取り上げてほしいと思っています。ここ最近の引退を示唆するツイートは、大げさな表現や曲解された報道に対する彼なりの対応だったんでしょう。彼はそんなストレスを、そういった根拠のない噂に便乗することで解消しようとしたんです。熱心なファンたちにはウソだということをそれとなく伝えたつもりでした。しかし、20分ほど経って、数々の引退報道にファンが困惑していることに気付き、ジョークだと明かしたのです」

「ジャスティン自身は今回のような騒ぎを計画して起こそうと思ったわけではありません。ファンやメディアに注目されすぎて周りがよく見えなくなっている中で起きてしまったことなのです。ジャスティンはファンを愛していますし、ファンやメディアをはじめ世間の注目を浴びるのも彼の人気ゆえだと、彼自身理解しています」

今回の騒動の発端はいずれもジャスティン自身の発言やツイートによるもので、さらに「正式に」という言葉をつかっての「引退宣言」だっただけに、世界中のファンやメディアが翻弄され大騒動となったが、結局ジャスティンは引退しない、ということで収束しそうな模様だ。