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ペンタトニックス、脱退を発表したアヴィと共にバンド史上最大規模のジャパン・ツアーをスタート! [初日公演レポート]

2017年5月26日
ペンタトニックスペンタトニックス
3年連続でグラミー賞に輝き、動画総再生23億回、アカペラ・グループとして史上初の全米初登場1位を獲得した“声”だけで人々を魅了する奇跡の5人組=ペンタトニックス。5月24日に発売された最新EP「PTX VOL.Ⅳ –クラシックス」が現在好評発売中の彼らが、通算7回目となる日本で2年ぶりのツアーをスタート。昨日25日(木)に福岡サンパレスで開催された初日公演では2,000人以上のファンが熱狂の連続となった。

ペンタトニックスからの脱退を発表したアヴィが参加するのは最後となるワールド・ツアーの初日でもあった昨日の福岡公演には全世界から注目が集まり、最新EPに収録されているジョン・レノンの「イマジン」やエルヴィス・プレスリー「好きにならずにいられない」を世界初披露。日本を“世界一大好きな国”と公言するメンバーは日本食やゲームセンターで楽しむ様子をSNSで公開するなど、通算7度となる日本を満喫しているようだ。

今回のジャパン・ツアーは、昨日の福岡を皮切りに、27日(土)東京国際フォーラム、29日(月)名古屋国際会議場センチュリーホール、30日(火)大阪フェスティバルホール、31日(水)東京国際フォーラムの全4都市/計5公演が行われ、日本においてはこれまでで最大規模の計1万7,700人を動員予定だ。

●ペンタトニックス来日公演情報
5月25日(木) 福岡サンパレス = 終了 =
5月27日(土) 東京国際フォーラム ホールA
5月29日(月) 名古屋国際会議場センチュリーホール
5月30日(火) フェスティバルホール
5月31日(水) 東京国際フォーラム ホールA

https://www.creativeman.co.jp/artist/2017/05pentatonix/

ペンタトニックス【JAPANA TOUR 2017】ライブ・レポート

原依里


2017年5月25日(木)福岡サンパレス
Text by 村上ひさし

2016年の“ポップスプリング”と“サマーソニック”への出演はあったものの、単独での来日公演は2年ぶり。ペンタトニックスが7度目の来日を果たし、5月25日(木)の福岡公演を皮切りにジャパン・ツアーをスタートさせた。全4都市、計5公演に及ぶ今回の日本ツアーは、彼らにとってキャリア史上最大の規模。しかもこの日はワールド・ツアーの初日というのもあって、全世界が注目を集める中でのステージとなった。

オープニング・ナンバーは「クラックト」。舞台後方の壇上に5人のシルエットが浮かび上がる中、彼らによるオリジナル・ナンバーが聴こえてくると、オーディエンスはもう待ち切れないといった様子で総立ち状態となり、大歓声と手拍子に包まれた。続く2曲目は日本のテレビCMでもお馴染みの「ナ・ナ・ナ」。というのは、日本公演ならではのファン・サービスだろうか。更なる盛り上がりを見せると一気に自分たちのペースへと巻き込んでいった。「チアリーダー」のカバーの後、一旦ひと息付くとスコットが「日本に戻って来られて嬉しいよ。ミンナ ダイスキ」と挨拶。この後も各メンバーが代わる代わるMCを担当し、流暢な日本語を交えながらステージは進行していった。

「マイケル・ジャクソン・メドレー」では彼らのエンターテイナーとしてのショーマンシップが炸裂。キレ抜群のダンスと早替わりを思わせる素早い展開で楽しませた。かと思えば、ジャスティン・ビーバーの「ラヴ・ユアセルフ」や「ホエア・アー・ユー・ナウ」のカバーにおいては、声とハーモニーそのものの美しさで魅了。その最高峰と言えるのが、ジョン・レノンの「イマジン」のカバーであり、前半の最大のハイライトとなっていた。この曲は来日記念盤としてリリースされたばかりの最新EP「PTX VOL.IV –クラシックス」にも収録。永く愛される名曲のカバーは、彼ら自身のルーツを再確認するかのようでもあり、 基本に立ち返ったアカペラ・グリープとしての実力を存分に見せつけた。

中盤にはケヴィンによるチェロ演奏をしながらのビートボックスや、ファンを舞台に上げての「ミスビヘイヴィン」など見せ場もたっぷり。特に後者ではファンと一緒にクッションに座って歌ったり、セルフィーを撮るなど各メンバーの気さくな人柄が愛らしすぎ。Perfumeメドレー」に至っては、主にリードを取ったカースティンを始め完璧な日本語アカペラに脱帽させられた。終盤はお馴染みの「アハ!」でミッチがドラマチックなソロ・パートを決めまくり、「ダフト・パンク・メドレー」で会場を興奮の坩堝と化させ、「ハレルヤ」ではこの5人でしか創造し得ない、まろやかに溶け合ったハーモニーで圧倒した。

原依里


この公演の僅か2週間前に、アヴィが今回のツアーをもってグループから脱退すると発表されたばかりだが、それに関してのコメントは敢えて成されなかった。が、アンコールで再登場した際に、客席から泣き叫ぶかのような「アヴィ!!」という声が多数上がると、それに応えるかのようにアヴィは「サヨナラは言わないよ」とコメント。そして歌われたのが「好きにならずにいられない」。最新EP「PTX VOL.IV –クラシックス」からのナンバーは、どんな別れの言葉よりも感動的で説得力を持っていた。

今回の日本公演に選ばれたのは、すべてオーディエンスが着席する形式の会場。これまでのスタディングと異なり、じっくりと鑑賞できるセッティングだったのも彼らのキャリアと自信の裏付けがあってこそ(とはいえ、実際には多数の人がほぼ立ちっ放しだったようだが)。老若男女の入り混じる幅広い客層を見るに付け、彼ら音楽のユニバーサルな魅力と、世界をひとつに結び付ける彼らのハーモニーの偉大なる力を再確認。なぜ彼らがこれほど生の歌声だけに拘ってきたかに納得させられると同時に、より完成度の増したペンタトニックスの姿を目撃することのできた最新ツアー初日のステージだった。

この後、ペンタトニックスは5月27日(土)と31日(水)に東京、29日(月)に名古屋、30日(火)に大阪公演を行ない、7月からは大規模な全米ツアーを展開。アヴィが参加するのは最後でもある今回のツアー各方面から熱い注目を浴びており、既にソールドアウト公演が続出している。

原依里


【ペンタトニックス: 最新リリース情報】
●最新EP
「PTX VOL.Ⅳ –クラシックス」
発売中
【早期購入特典あり】PTX VOL.IV -クラシックス(B2サイズ告知ポスター付)
<国内盤CD(計8曲)>
SICP-5326 1,500円+税
日本限定ボーナス・トラック「NA NA NA」収録<アサヒビール“クリアアサヒ 贅沢ゼロ”の新TVCM曲>
初回生産分のみステッカー封入

<配信/輸入盤(計7曲)>
iTunes購入リンク:
https://itunes.apple.com/jp/album/id1212561044?app=itunes&ls=1

【ペンタトニックス: プロフィール】
“声”だけで人々を魅了し続ける奇跡のアカペラ5人組。アメリカ出⾝、2011 年結成&デビュー。リード・ヴォーカリスト:スコット・ホーイング/カースティン・マルドナード/ミッチ・グラッシ、ヴォーカル・ベース:アヴィ・カプラン、ビートボクサー:ケヴィン・オルソラの 5 人からなる超絶技巧派アカペラ・グループ。グループ名の由来は、1 オクターブごとに5つの⾳が含まれる五⾳⾳階=ペンタトニック・スケールをメンバー5 人になぞらえたもの。ポップ、ジャズ、R&B、ダブステップ、エレクトロニカやヒップホップなどのサウンドを、他に類を⾒ないアカペラとヒューマン・ビートボックスで表現する。特にデジタル・エフェクト系 のサウンドを⼤胆に盛り込んだアレンジの着眼点とその再現性の⾼さは他のいかなる アカペラ・グループとも⼀線を画す、未知の⾳楽体験と⾔っても過⾔ではない。

彼らの代表作「ダフト・パンク・メドレー」が2億回、公式YouTubeチャンネルの動画総再生回数が驚異の23億回を突破。2015年10月発売の初オリジナル・アルバム「ペンタトニックス」が、“アカペラ・グループ"として史上初の全米初登場1位を記録。アメリカン・ミュージック・アワード2015で、映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」公開を記念し、フルオーケストラをバックにスター・ウォーズの楽曲を披露。昨年7月発売の日本独自企画盤「ペンタトニックス(最強盤)」に収録されている「Perfumeメドレー」では初の日本語歌唱に挑戦。昨年発売した2枚目のクリスマス・アルバム「ペンタトニックス・クリスマス」は、全米2週連続1位を獲得。2015年の「ダフト・パンク・メドレー」、2016年の「くるみ割り人形」で、2年連続同部門のグラミー賞“最優秀インストゥルメンタル/アカペラ・アレンジメント部門”獲得に続き、今年の第59回グラミー賞では、ドリー・パートンとの楽曲「ジョリーン」で、“最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス部門”を受賞し、3年連続となるグラミー受賞を果たした。2017年5月末、2年ぶりの単独公演のため7回目の来日を果たした。

●ソニー・ミュージック日本公式ホームページ: //www.sonymusic.co.jp/ptx
 
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