ボーイ・ジョージ、18年ぶりの新作で見目麗しく大復活

マイケル・ジャクソン、マドンナ、プリンスと並ぶ1980年代を代表するポップ・アイコンの1人にして、英音楽界のカリスマ、ボーイ・ジョージが、実に18年ぶりの完全オリジナル新作『This Is What I Do』を完成させた。

1983年リリースのシングル「Karma Chameleon」の大ヒットで一世を風靡したボーイ・ジョージ。待望のニュー・アルバムからは、ファースト・シングル「King of Everything」と、セカンド・シングル「My God」のミュージックビデオが公開されており、早くも世界中のメディアから高く評価されている。

一時はさまざまなスキャンダルによって、築き上げた栄光と共にかつての美貌が損なわれていたものの、この度公開されたビデオに映っているのは、厳かなオーラをまとい、再び王座に就くにふさわしい風格と思慮深い歌声で完全にかつての魔法を取り戻し、さらに輝きを増したボーイの姿だ。

ボーイは新作について、「自分の音楽活動の原点、魂のありかに戻ってみたんだ。それは僕にとって、とても大切な旅だった」と語っている。

ファースト・シングル「King of Everything」は、依存症との闘いとその克服を描いた楽曲で、「もう酒とは縁を切った」と始まり、「僕の王冠は失われてしまったのか?それともまた全ての王になれるだろうか?」と歌う。より豊かさと深み、凄みをました彼の魂の歌声が印象的だ。

アルバム『This Is What I Do』の日本盤は、本人コメント入りの各曲解説やボーナストラックを追加し、高品質Blu-spec CD2仕様で3月26日に発売される。(MTV News)


【動画】1stシングル「King of Everything」ミュージック・ビデオ


【動画】2ndシングル「My God」ミュージック・ビデオ