故ポール・ウォーカーの愛娘をめぐる母親と祖母の争いに新展開！ 祖母が実母に「アル中を治せば保護権の主張を取り下げる」と約束

昨年11月30日、衝撃的な交通事故により急死した俳優ポール・ウォーカーの15歳になる愛娘をめぐり娘の実母とポールの母が裁判で争っているが、祖母が実母に対して「アルコール依存のリハビリをするのなら、申請を取り下げる」と態度を軟化させていることが明らかになった。

ポールが元ガールフレンドのレベッカ・ソテロスとの間にもうけた娘は、2011年までレベッカがハワイで育て、その後はカリフォルニアでポールやポールの母親で祖母にあたるシェリルと暮らしていた。ポールが急死してからは娘のことを心配しやってきたレベッカとシェリルと3人で暮らしていたが、ポールが遺書に記していた通り孫の法的後見人になる手続きをシェリルがしたところ、レベッカが大激怒。娘を連れ家を出て、友人宅に移ってしまった。娘はポールの遺産25億円を全て相続しており、法的後見人になることはその遺産の後見人にもなるということ。これに対してレベッカが怒っていると見られ、祖母と実母が徹底的に争うことになりそうだと伝えられていた。

米TMZによると、シェリルはレベッカと直接会い、「もしリハビリ施設でアルコール依存症の治療を受けるのであれば、法的後見人申請を取り下げてもよい」と提案。アルコール依存症は大変な病であり、きちんと治療しなければ孫をまかせることはできないと言い放ったとのこと。レベッカはしぶしぶ、「すぐにリハビリ施設に行く」と了承。シェリルは、「きちんと治し、その後の抜き打ち検査にも応じるのであれば、孫娘の法的後見人申請は取り下げる」と約束したという。

そもそもポールの娘がハワイからロサンゼルスに移り住むきっかけとなったのは、レベッカのアル中が原因であり飲酒運転で2度も逮捕されているほど酷いと伝えられている。レベッカにとって娘は何よりも大切な存在であり、もしアル中を克服できなければ泥沼裁判を繰り広げることになり娘が傷つくことになると思い、3月28日にフルタイムでリハビリ治療できる施設の門をくぐったとのこと。その間、娘はシェリルたちウォーカー・ファミリーと暮らすことになったと報じられている。