ブラッド・ピットがレッドカーペットでの襲撃事件の一部始終を語る！ 「変人がオレの股間に顔をうずめようとしてきたんだ」

俳優ブラッド・ピットが、先週開催された映画「マレフィセント」のプレミア会場で、柵を越えて進入してきたウクライナ人テレビレポーターに殴られたとされる事件について、声明を発表した。米Peopleが伝えている。

ピットは今回以下のような声明を発表した。

「柵を越えて僕の方に飛び込んでくる人を目尻の辺りに見たとき、僕は列の最後でサインをしていました。僕が一歩後ずさりをすると、この男は僕のスーツの折り返しを掴んで離しませんでした。見下ろすと、あの“変人”は僕の股に顔を埋めようとしていたので、彼の後頭部を2回殴りました。強すぎない程度の力でしたが、彼は離したので、彼の注意を引くのには十分だったのでしょう。警備員たちが彼にのしかかっていたので、彼はそのとき手を握ろうとしていただけだったのだと思います。そして、彼は手を伸ばし、僕のサングラスを掴みました」

さらに、「自己顕示欲の強い人について特に気にはしません。しかし、もしこのようなことを続けたら、彼は、サインやセルフィーのために、夜通し寝ずに待ったファンたちをがっかりさせてしまうでしょう。人ごみに近づくことを人々にためらわせてしまうからです。そして、彼はもうバカなマネはすべきではありません。今度女性のドレスを覗こうとしたら、彼は踏みにじられることになるでしょう」と述べている。

犯人に顔面を殴られたといった報道もあった中で、ピットにケガがなかったことは不幸中の幸いといえるだろう。犯人には、3年間の保護観察やピットへの接近禁止命令が下され、ピット本人も声明を発表したことで、事態はひとまず落ち着きを見せることになりそうだ。