急死したロビン・ウィリアムズが、病気と闘うファンの女性のために録画していたメッセージ動画が公開！[動画あり]

8月11日に亡くなった俳優ロビン・ウィリアムズ(享年63)が、亡くなる数か月前、ある病気のファンのためにメッセージ動画を送っていたことが明らかになり、動画がYouTubeにて公開された。USweeklyなどが報じている。

今年のはじめ、ヴィヴィアン・ウォーラー(21)という、病気を抱えた女性がウィリアムズの目に留まった。ニュージーランドに住むウォーラーは今年1月に肺、腸、そして肝臓にガンがあると診断され、死ぬ前にしたいことのリストを作ったという。その中には彼女の愛するジャックと結婚するということ、彼女の娘ソフィーの一歳の誕生日を迎えるということ、そして病気が進行する前にロビン・ウィリアムズに会うことが含まれていた。

そんなヴィヴィアンにあてて、ウィリアムズはビデオメッセージを撮影して贈ったのだ。

【動画】病気のヴィヴィアンへ励ましのメッセージを送るロビン・ウィリアムズ


動画の中でロビンは「ハイ、ヴィヴィアン!ロビン・ウィリアムズだよ。ニュージーランドでは何が起こっているの?あなた、ジャック、そしてソフィーに私の全ての愛を送っているよ。あなたのバケットリスト(死ぬ前にしたいことのリスト)にマークをつけてね」とカメラに向かってメッセージを送った。さらに彼は俳優で監督のマシュー・マコノヒーのマネをしながら「ヘイ、ヘイ、ヘイ、どうしたんだい、大丈夫、大丈夫、大丈夫。今マシュー・マコノヒーとコンタクトしてたんだ。ベイビー、君へたくさんの愛を」と、コメディアンらしいジョークも交え彼女を励ました。

ヴィヴィアンの夫ジャックは、このビデオは病気と闘う彼女に多くの意味をもたらし、家族は一緒にその時間を楽しんだと喜びのコメントを残している。とてもファン想いでジョークを交えるところがウィリアムズらしい、心あたたまるメッセージ動画だ。