マイリー・サイラス、VMAでの感動スピーチにとんだ結末！ 尽力実らず、マイリーとチャリティ支持を訴えた男性の逮捕と収監が報じられる

今年8月に行われたMTV主催の音楽賞ビデオミュージックアワード(VMA)にて、受賞した歌手マイリー・サイラス(21)に代わり、ホームレスの男性がチャリティ支持を訴えるスピーチを披露し、大きな感動を呼んだ。しかしおよそ1か月半の時が経過したいま、とんでもない形で結末を迎えてしまった。


今年のVMAにて、「最優秀ビデオ賞」を獲得したマイリー。しかし受賞スピーチは、マイリー本人ではなく、ジェシー・ヘルトと名乗る男性が代行。実は彼はホームレスであり、自身の体験を交えながら、華やかな業界が存在する一方で、多くの若者が路頭に迷っている現実を、来場者や視聴者に向けて切々と訴えた。傍らで涙するマイリーの姿と合わせ、ジェシーのスピーチは、今年のVMAにおいてもっとも感動的な場面のひとつとなったが、その後、驚愕の事実が明らかに。なんとジェシーが指名手配犯であると報じられたのだ。そして、米UsMagazineは、10月7日、ジェシーが保護観察への違反から、6か月の収監を命じられたことを新たに伝えている。

さかのぼること2010年に、ジェシーは押し入りや、器物破損などの罪によって逮捕。オレゴン州で有罪となり、保護観察下にあった。しかし2011年に規約を破り、ロサンゼルスへ。モデルを目指して低賃金での労働をしつつ、若いホームレス用のシェルターにいたところを、マイリーと出会ったのだという。

しかし、VMAでのスピーチによって、事態は一転。ジェシーは保護観察の規約違反につき逮捕。マイリーは彼のため、保釈金の支払いを肩代わりし、また弁護士もつけてやったというが、収監は免れなかったことを、同メディアは伝えている。弁護士によれば、「言葉少なだった」というジェシーは、「人生を変えたい。変わりたい」と話していたという。