「NE-YOの歌声を聞くと吐いちゃう！」 とあるイギリス女性のかかった、深刻な奇病とは？

なんとも奇妙な症例を、米メディアが報道。米歌手NE-YO(35)の歌声が起因となる奇病って?

話題となっているのは、イギリスに住むゾーイ・フェネッシーさんという26歳の女性。米Perezhiltonによれば、彼女はNE-YOの曲をひとたび聞くと起こる、音楽に原因する発作(musicogenic seizure)に悩まされているそう。同メディアによれば、症状はかなり深刻で、ゾーイさんは左側頭葉を除去するため、外科手術を受けなければならないほどだったとか。しかしそこまでもしても、症状は治まらないのだという。

2011年から、この奇病に悩まされているというゾーイさん。特にNE-YOの楽曲「Give Me Everything」を聞いたときに、症状は顕著なのだとか。「いついかなる時でも、曲のはじめ、数ビートを聞けば、何をしていようと投げ出して逃げなくちゃ」と、ゾーイさんは話している。

しかし、ゾーイさんによれば、決して「NE-YO自身や、彼の曲が嫌いなんじゃない。私が憎いのは自分の不運」なのだという。現在のところ、彼女は「みんなおかしなことだって思うだろうし、私も笑っちゃうほどだけど、この病気は私の人生を奪ったの。人生を台無しにされたのよ」と嘆くしかないようだ。

【動画】問題の楽曲　「Give Me Everything」