ビヨンセ、グラミー賞史上最多ノミネートの女性アーティストに

米R&B歌手のビヨンセ(33)が、世界最高峰の音楽の祭典「グラミー賞」で、史上最も多くノミネートされた女性アーティストになったことが分かった。

ビヨンセは5日に発表された2015年度グラミー賞のノミネーションで、ニューアルバム「ビヨンセ」が年間最優秀アルバム部門でノミネートされた。今年は1部門でのノミネートにとどまったものの、ビヨンセが記録を更新するには十分だった。これまで米歌手のドリー・パートンと46回のノミネートでタイだったが、ビヨンセは今年で47回目となり、新しい歴史を作った。

しかしビヨンセが史上最多のノミネーションを受けたアーティストとなるには、まだ実績を重ねる必要がある。現在はプロデューサーのデヴィッド・フォスターと7位タイとなっている。

一方、今年のグラミー賞で受賞するには、強敵とのデッドヒートを制しなければならない。同部門にはクリス・ブラウンの「X」、ファレル・ウィリアムスの「ガール」、マリ・ミュージックの「Mali Is…」、そして日系R&B歌手ジェネイ・アイコの「Sail Out」がノミネートされている。

今年のノミネーションで他に注目のアーティストは、テイラー・スウィフト、マイリー・サイラス、そしてファレルらだ。

しかし今年最多ノミネーションを受けたのは英歌手のサム・スミスで、6部門で名前が挙がった。サムはまず、最優秀楽曲賞、最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞、そして最優秀新人賞の5部門でノミネートされた。

ノミネーションが発表されると、サムはTwitterで驚きを告白した。

「グラミーで5部門にノミネート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 一体何がどうなってるんだ??」とサムはツイートしている。

またその後、アルバム・オブ・ザ・イヤー賞にもノミネートされ、計6部門で受賞を争う。

「第57回グラミー賞授賞式」の模様は、2015年2月9日(月)午前9時より、WOWOWにて生中継。

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