「ER」受付ジェリー役のアブラハム・ベンルービが新ドラマに出演

米NBCネットワークで1994年から2009年まで放送の大ヒット医療ドラマ「ER 緊急救命室」でER受付のジェリー・マーコビック役を演じていたアブラハム・ベンルービが、ジョージ・クルーニー制作の新作ドラマに出演することが明らかになった。

米Hollywood Reporterが報じた内容によると、ジェリーはTNTネットワークで放送される新刑事ドラマ「Delta Blues」パイロットへの出演を契約した。このドラマは、テネシー州南西部の街メンフィスが舞台。夜はエルビスの物まねバイトをし母親と同居する、有能だが風変わりな刑事が主人公の物語で、アブラハムはJ・C・ライトフット巡査部長役を演じるという。

ほかにも、主人公の母親役に「Alice」のセリア・ウェストンが、映画「ハッスル&フロウ」で注目を集めたDJ・クオールズが主人公の子分的存在の警官役にキャスティングされている。

「Delta Blues」の製作総指揮は、「ER 緊急救命室」が出世作となったジョージ・クルーニーが務め、脚本は「コールドケース」を手がけているリズ・ガルシアらが執筆。ジョージとグラント・ヘスロフのプロダクション会社スモークハウス・ピクチャーズとワーナー・ホライズンが制作を担当し、主役は「マイネーム・イズ・アール」でブレイクしたジェイソン・リーが演じる。

「愉快なシーバー家」でTVデビューしたアブラハムは、その後「Roseanne」「Married, with Children」などの大ヒット・シットコムにゲスト出演。そして準レギュラー入りした「ER 緊急救命室」で皆から愛されるER受付のジェリーを演じブレイク。「X-ファイル」「バフィー 〜恋する十字架〜」「クリミナル・マインド FBI行動分析課」「Men in Trees」などの人気ドラマにも出演しており個性派俳優として人気を集めている。


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