マイケル・ジャクソン娘の新カレは人種差別主義者？ 腕に入れたタトゥーの意味とは？

2009年に急逝したマイケル・ジャクソンの一族が、マイケルの娘パリスの交際相手が黒人差別主義者ではないかと懸念していると報じられている。

マイケルの手書きメッセージを、ファースト・タトゥーとして彫り、世間を感動させたばかりのパリス。彼女が数週間前から交際している男性はマイケル・スノディという青年で、右腕に南部連合旗にアルファベットの「CFH」を重ねたタトゥーを入れている。

南部連合旗は、人種差別と奴隷制度の象徴とされており、昨年7月にサウスカロライナ州の黒人教会で白人が銃乱射事件を起こした後、犯人が南部連合旗と銃器を誇示する写真が見つかり、問題視されるように。以来、各州で南部連合旗を撤去する動きが広がっている。

そんな、南部連合旗を彫っているマイケルを、ジャクソン家は「黒人差別主義者に違いない」と懸念。マイケルは、黒人を象徴するポップ・アイコンだったことから、パリスの交際相手にはふさわしくないと交際を反対しているという。

ちなみに、CFHは、論議を醸すヘヴィメタルバンドとして有名な、パンテラの5thアルバム「カウボーイズ・フロム・ヘル」のジャケットの「CFH」マークと一致しており、マイケルはパンテラのファンだと見られている。パンテラは、バンドのグッズに南部連合旗を使うことが多く、そのためタトゥーを入れたのかもしれない。マイケルは、ストリート・ドラム・コープスというバンドのドラマーであり、ミュージシャンとしてパンテラをリスペクトしているのではないかと報じるメディアもある。

当のマイケル・スノディは、「もしオレが人種差別者だったら、黒人の娘とは付き合わないよ」と言っているとのこと。しかし、ジャクソン家の人々は精神的に不安定でリハビリ施設に入ったこともあるパリスの相手にはふさわしくないと思っているようである。