故マイケル・ジャクソン、白人俳優が自身を演じることを「バカみたい」と話していたことが明らかに

英テレビ映画にて、故マイケル・ジャクソンを白人俳優であるジョセフ・ファインズが演じることが、現在、騒動になっている。マイケル自身は生前、このことに拒否反応を示していたことが明らかになった。

英製作プロダクション「Sky Arts」は、「Elizabeth, Michael & Marlon(原題)」という新作フィクションに、マイケル・ジャクソンが登場することを発表。加えて同作でのマイケル役を、白人俳優であるジョセフ・ファインズが演じることを発表した。ジョセフ自身は「チャレンジしがいのある脚本」と意欲を見せる一方で、世間からは非難が続出。そんな中、米Perezhiltonは、生前のマイケルが、自身の役に白人俳優がキャスティングされることを、拒絶していたと報じた。


マイケルは、1993年に出演したトークショーにて、当時、作られたCMで、自らが若い白人俳優に自分を演じさせるよう求めたというウワサに対し、「(自分を白人が演じるなんて)バカげている」と発言していたという。

「これまで耳にした中で、もっともバカバカしく、恐ろしい話だよ。クレイジーだ。(中略)なぜぼくが、白人少年にぼくの役を演じてほしいと思うんだ?　ぼくは黒人アメリカ人。ぼくは、黒人のアメリカ人なんだ。そのことに誇りを持っている。自分の人種に誇りを持っているし、ぼくという存在を誇っているんだよ」

果たして天のマイケルは、今回の騒動について、どう思っているのだろうか?