ジェニファー・アニストン、ゴシップ誌の過度な妊娠・体型中傷報道にモノ申す！ 「妊娠していないし、うんざり」

女優ジェニファー・アニストン(47)が、ゴシップ誌の過度な妊娠報道、そして女性の体型を中傷する報道にモノ申す。7月12日、Huffington Postに、これら報道に対する自身の考えを寄稿した。

「はっきり言って、私は妊娠していません。私はうんざりしています。米国憲法修正第1項(言論の自由)、芸能ニュースの名のもと、毎日起きている体型中傷に、こりごりなのです」

続けてジェニファーは、自身と夫ジャスティン・セローが日々フォトグラファーより受けているプライバシーの侵害についても言及。安全面やプライバシーの重要性を説きつつ、タブロイド紙が世の女性に対し、悪影響を与えていると続けた。

「女性を対象物化し、精査することをばからしく思うとともに、心かき乱されます。(...)少女たちは、我々の考えを受動的に、または能動的に吸収しているのです。しかも早いうちから。とても細くない女の子はキレイじゃないというメッセージ、スーパーモデルや雑誌の表紙を飾るような女優みたいにならなければ注目に値しないというメッセージを、私たちは受け入れてしまっているのです」

「私たちは、芸能“ニュース”を通じて、身体的特徴にのみ注目する、女性を非人間的に評価することを永続させているのです。そして、タブロイドは、憶測のみを報じるようになってしまうのです。彼女は妊娠しているのか?彼女は食べ過ぎただけなのか?身なりを構わなくなったのか?カメラが身体的“欠陥”を捉えたからという理由で、結婚生活が危うくなっているのか?」

過去に妊娠疑惑が報じられたり、結婚に関して数多くの憶測を書かれたこともあるジェニファー。今もなお、結婚と子供という要素が女性の価値を決めるという考え方にも疑問を呈している。

「私が妊娠しているか否かを見極めるためだけに、パパラッチたちは大量の資金を使っています。その事実は、結婚していない、もしくは子供がいない女性は不完全で、成功しておらず、不幸せだという考えが今も続いていることを暗示しているのです」

そしてジェニファーは、自分の幸せが何かを決める権利が女性にはあると続け、その決定は個人的なものであり、タブロイド紙が決めるようなものでもなければ、女性であるために特定の価値観に従う必要もないと書いている。

「私たちは、伴侶や子供がいようがいまいが、完璧なのです。自身の身体に関することでは、何が美しいのか自分たちで決めることができるのです。その決断は我々のもので、他の誰かが決めるようなことではありません。自分たちのため、そして私たちをお手本として見ている世界中の若い女性たちのために、その決断をしましょう」