ナヤ・リヴェラ、故コーリー・モンテースの依存症について激白！ 「みんなが何か出来なかったのかと後悔していた」

海外ドラマ「glee/グリー」サンタナ役などで知られる女優ナヤ・リヴェラ(29)が、自伝「Sorry Not Sorry: Dreams, Mistakes and Growing Up(原題)」の中で、2013年に亡くなった共演者コーリー・モンテース(享年31)について、つづっている。

コーリーは、2013年7月にヘロインとアルコールによる混合薬物中毒のため死去。同年4月にはリハビリ施設を退所しており、依存症を克服したと思われていた矢先の急逝だった。ナヤは自著の中で、彼の依存症について「彼は私たちが気が付いていたことに、気が付いていた」と回想。「節度を持って(酒を)飲めるようになりたい」と話し、「誰もがするようにやっていきたい」と明かしていたのだという。

「彼は落ち着いて、自信を持っているように見えたから、私たちも(彼の言葉を)受け入れていた。正直に言って、私たちのうちで、依存症がなんたるかや、彼の依存症の深刻さを理解できていたのは、ほんのわずかだったように思う」

「彼の死を悔やんでいたのは、私だけじゃないと思う。彼が亡くなってから、私たちのうち大勢が、自分たちに何ができたか、彼と向き合えたらどんな結果が待っていたかを考えたり、話し合ったりすることに時間を費やしたわ。もしくは彼自身が、誰かに胸のうちを明かしていたらとか、自分なんてどうでもいいと思われていると感じていたのだろうか、とかね」

コーリーの死去を、ナヤは当時の恋人ビッグ・ショーンとともに訪れていたロンドンで知ったという。つい考えてしまいがちな「もし(if)」だが、ナヤは「いくつifがあったって、それが現実を変えるなんてことはないのだから」とつづっている。