大御所監督オリバー・ストーンが初のTVドラマ・シリーズ制作へ前進

映画「プラトーン」「7月4日に生まれて」 などでアカデミー賞を受賞している名監督オリバー・ストーンが、TVドラマを制作する契約を結んだことが明らかになった。

米Hollywood Reporterによると、オリバーは1時間枠で放送されるドラマ・シリーズ「Still Holding」の制作に携わるデベロップメント契約を、米プレミアムTVネットワークEpixと結んだ。この作品は、同じくデベロップメント契約を結んだ脚本家 ブルース・ワグナーが執筆した小説をドラマ化したもの。ロサンゼルスを舞台に全く異なる世界に身を置く三人の日常を追い、愛と裏切りの結果を描いた物語。放送の時期は明らかにされていない。

オリバーとブルースは、1993年にABCネットワークで放送されたSFミニシリーズ「Wild Palms」を共に手がけており、「Still Holding」は二度目の共同制作となる。

オリバーは「テレビには大きな可能性を感じている」「Epixのような会社からアプローチを受け、新しいことに挑戦できるチャンスだと思った」と意欲を見せている。

名監督マーティン・スコセッシから映画を学んだオリバーは、「ミッドナイト・エクスプレス」でアカデミー脚本賞を受賞した後、「プラトーン」「7月4日に生まれて」でアカデミー監督賞を獲得。その後も、「JFK」「ニクソン」「ワールド・トレード・センター」など数多くの話題作を手がけており、9月24日に全米公開される「ウォール街」の続編映画「ウォール・ストリート」も大きな注目を集めている。


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