コナン・オブライエンの新深夜番組は撮影スタジオもチェンジ

深夜番組の司会者として高い人気を得ているコナン・オブライエンが、NBCネットワークだけでなく、これまでの撮影スタジオからも離れたことが明らかになった。

米TVガイドが報じた内容によると、TBSで来期放送されるコナン司会の深夜番組は、ワーナー・ブラザーズ・スタジオで撮影することが決定。TBSもワーナー・ブラザーズ・スタジオも、親会社はタイム・ワーナーであること、同局で放送されている人気コメディアン、ジョージ・ロペスの「Lopez Tonight」も同スタジオで撮影されていることから契約に至ったと見られている。

コナンが、放送枠を巡り対立しNBCを去ることになった深夜番組「The Tonight Show」は、同番組のために建てられたNBCユニバーサル・スタジオで撮影されていたが、コナンは、NBCだけでなく、撮影スタジオからも離れることになった。

また、TBSは新番組に先駆けコナンが出演する「Team Coco Presents Conan’s Writers Live」をオンエアすることを発表した。同番組は、6月15日から19日に開催されるTBS主催のVery Funny Festivalで撮影されるコメディ・ショー。コナンと、コメディツアーを共に行っているアンディ・リヒター、レジー・ワッツの3人が繰り広げるコメディ特番になるという。

名門ハーバード大学を卒業後、放送脚本家としてキャリアをスタートさせたコナンは、「サタデー・ナイト・ライブ」「シンプソン」など人気コメディの脚本を手掛けた後、1993年に深夜トーク番組「Late Night With O’Brien」の司会に就任。他の司会者にはないニヒルな雰囲気に自虐的なギャグで人気を集めた。


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