世界で最もパワフルなセレブ100人にオプラ・ウィンフリー、マイリー・サイラス、「アメアイ」サイモン・コーウェルらが選ばれる

米経済誌フォーブスが6月28日、「世界で最もパワフルなセレブ100人」("The World’s Most Powerful Celebrities")を発表し、テレビ界から多くの人物が選出された。

「世界で最もパワフルなセレブ100人」は、毎年恒例となっている人気ランキング。過去1年間の収入額、知名度、ネットでの検索回数、メディアでの露出回数などを基に決定している。

本年度、最もパワフルなセレブに輝いたのは、人気トーク番組「The Oprah Winfrey Show」の司会者オプラ・ウィンフリー。長年続いた同番組終了を発表したことで世間の注目を集め、彼女自身4度目の1位獲得に繋がった。なお、この1年間の総収入は3億1500万ドル(約276億円)で、2位のビヨンセ(歌手)の8700万ドル(約76億円)を大きく引き離している。

3位には映画「アバター」監督のジェームズ・キャメロンがランクインし、歌手のレディー・ガガ、不倫騒動で世間を騒がせたプロゴルファーのタイガー・ウッズと続いた。タイガーは騒動で数ヶ月に渡りトーナメント出場を自粛していたが、それでも1億500万ドル(約92億円)の収入があったという。

テレビ・ドラマ出演者としては、「21ジャンプ・ストリート」が出世作のジョニー・デップが9位に、、「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」のマイリー・サイラスが13位、「フレンズ」のジェニファー・アニストンが26位にランクイン。マイリーは17歳だが、4800万円(約42億円)の収入があった。

また、「となりのサインフェルド」のジェリー・サインフェルドは37位に、「ER」出身のジョージ・クルーニーは58位、DV裁判も注目されている「ハーパー★ボーイズ」のチャーリー・シーンは63位、「The Office」のスティーヴ・カレルは78位、「30 Rock」で絶大的な人気を誇るティナ・フェイは90位、「デスパレートな妻たち」のエヴァ・ロンゴリア・パーカーは92位、「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」の降板が決定したキャサリン・ハイグルは95位、「ゴースト ～天国からのささやき」のジェニファー・ラブ・ヒューイットは99位、「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」のマリシュカ・ハージティは100位に選ばれた。

トークショーやリアリティ番組からは、「アメリカン・アイドル」審査員のサイモン・コーウェルが11位、トークショーホストのエレン・デジェネレスが23位、セクハラ/脅迫騒動で大騒動となった深夜番組ホストのデイヴィッド・レターマンが24位に選出。NBCの確執で注目を浴びたコナン・オブライエンも51位にランクインしている。

制作サイドからは、「ER 緊急救命室」など人気海外ドラマも手がけているスティーヴン・スピルバーグが1億ドル(約87億円)の収入で、22位に入った。
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