DV容疑のチャーリー・シーン、司法取引で禁固刑免れる

人気海外ドラマ「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」(原題:Two and a Half Men)で主人公チャーリー・ハーパーを演じているチャーリー・シーンが家庭内暴力(DV)による暴行罪などで逮捕、告訴された件で、チャーリーは罪を認め、司法取引により禁固刑を免れることになった。

チャーリーは昨年のクリスマスに、妻のブルック・ミューラーと酒を飲み口論した際、ナイフを突きつけ「殺す」と脅したとして、家庭内暴力(DV)による暴行罪などで告訴。その後、司法取引が行われることになり、罪を認め30日の禁固刑に服す代わりに、最高で禁固3年となる全ての罪状を取り下げてもらうことで成立したと報じられていた。

チャーリーの罪状認否審議は、当初6月7日にコロラド州アスペンの裁判所で予定されていたが、司法取引が成立する直前で小さな欠陥が生じたため7月12日に延期。その後も同様の理由で延期され、8月2日に行われることになった。

2日の審議でチャーリーは罪を認め、問われていた2つの罪状は取り下げられた。裁判官はカリフォルニア更生施設での30日間の治療、保護観察期間30日、36時間のアンガー・マネージメント・プログラム(※怒りの感情をコントロールする技術を取得するプログラム)への参加を命じ、予想されていた禁固刑は免れた。

更生施設での治療は通院可能であるため、懸念されていた「ハーパー★ボーイズ」シーズン8撮影への影響は全くないとのこと。チャーリーは、8月3日に撮影現場に戻ると公言している。

DV裁判が決着したチャーリーだが、近日中に離婚を申請し、再び裁判所に通うことになると見られている。
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