「ヴェロニカ・マーズ」クリスティン・ベルがコメディ映画でバレリーナの母親役に

クリスティン・ベルが、インディーズ・バレエコメディ映画「Dance of the Mirlitons(原題)」に出演することが決定した。

海外ドラマ「ヴェロニカ・マーズ」で人気のクリスティンは、夢を叶えるためには何でもする少し太り気味のバレリーナの娘を持つ、気の強い母親役を演じる予定だ。

監督のエヴァン・グリーンバーグ、製作担当のダニエル・ドュビエスキーとジョエル・マイケリーは、10歳の主役を演じる若い女優を探す全米オーディション開催に着手したようだ。エヴァンは「僕達は未知の才能を探しているんです」と話した。

一方、「Dance of the Mirlitons(原題)」の制作は、早くも壁にぶち当たっている。同映画は、2005年当初にワーナー・インディペンデント社が手掛けることが決定したものの、同社の映画部門が2008年に閉鎖され、監督兼脚本のエヴァンは、同作品の予算を確保するため、スタート地点へと戻らなければならくなった。

「僕が権利を取り戻すのに何年もかかったんだ。僕が権利を取り戻したら、次は僕のパートナーの権利を取り戻さなきゃいけなかったのさ。クリスティンの持つコメディー要素と信頼性の組み合わせが、このキャラクターを一段上の世界に引き上げ、枠を超えた魅力にしてくれると思うんだ」

「将来、人々がこの映画がどうやって企画され、ダメになって、また実現に辿り着いたかということについて話してくれる日が来ることを願うね。製作にハードワークを要した作品ほど、傑作になるものだからね。」
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