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「ファンタビ」続編へのジョニー・デップ起用に批判の声! 「ハリポタ」原作者J・K・ローリングの見解は…

2017年12月8日
ジョニー・デップジョニー・デップ
WENN.com
2016年公開映画の続編「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(2018年公開予定)に、ジョニー・デップ(54)が出演することへの批判に、シリーズ原作者J・K・ローリング(52)が反論した。

ジョニー・デップは、グリンデルバルド役として、前作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」にカメオ出演。続編である「~黒い魔法使いの誕生」から、本格的な登場が見込まれている。

しかし元妻アンバー・ハードが訴えるドメスティックバイオレンス疑惑などを理由に、一部からは彼のキャスティングへの批判の声が上がっていた。

これを受けて、前シリーズ「ハリーポッター」の原作者であり、「ファンタビ」映画シリーズでは脚本も担当するJ・K・ローリングが、自身の公式ウェブサイトに、「グリンデルバルドのキャスティング」と題した声明を掲載。長らく続くキャスティング批判へ反論した。

「ジョニー・デップがグリンデルバルド役にキャスティングされたとき、わたしは彼は素晴らしい演技を見せてくれるだろうと感じました。しかし第一作でのカメオ出演の撮影を終えたころから、私自身や、フランチャイズ関係者を、気に病ませるような記事がメディアに現れ始めました」

J・Kはこの声明において、「ハリーポッター」のファンには、ジョニー・デップ起用の選択への「もっともな」疑問や懸念があったことだろうと記している。再キャスティングの可能性があったことを認め、「この問題に関して語ることは、とても困難であり、フラストレーションがたまる者であり、そして痛みに満ちていた」と明らかにしている。

結論として、「状況への理解をもとに、映画の製作陣、そして私自身は、本来のキャスティングにこだわることが落ち着くところであり、ジョニーが映画で重要なキャラクターを演じることを、幸せに感じる」と、ジョニー降板を否定。離婚問題は、プライバシーが保護するところであるとし、ジョニー・デップの起用を擁護している。

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の原題は、「The Crimes of Grindelwald(グリンデルバルドの罪)」。J・Kは、「タイトルロールへの配役に、満足していない方々がいることを受け入れる」としながらも、「良心は、委員会によって制御されるものではない」「フィクションの内外において、私たちは正しいと信じることをしなくては」と声明をしめくくっている。

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