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「The Office」スティーヴ・カレル、次の“職場”は郵便局

2010年12月3日
人気海外ドラマ「The Office」でマイケル・スコット役を演じているスティーヴ・カレルが、新コメディの制作に着手したことが明らかになった。

米Deadlineによると、スティーヴは自身が若い頃、地元マサチューセッツ州で郵便配達員として働いた経験をドラマ化する企画を進めている。仮タイトルは「The Post-Graduate Project」でNBCで放送される予定。強い絆で結ばれた20代の青年たちが働く郵便局の物語で、スティーヴは脚本を執筆するほかトム・ヒンクル(「The Daily Show with Jon Stewart」)と共に製作総指揮を務める。制作はユニバーサル・メディアとスティーヴのプロダクション、カルーセル・テレビジョンが行う。

スティーヴは過去のインタビューで、郵便配達員時代を「効率的に仕事ができないとボスに叱られ、3ヶ月で辞職した」と振り返っていることから、新コメディでは嫌味な上司と奮闘する若き郵便局員たちの姿がコミカルに描かれると見られている。

英国「The Office」のUSリメイク版として2005年にスタートした「The Office」は放送開始直後から高視聴率をマーク。主役のスティーヴ・カレルは、同ドラマで国民的コメディ俳優となった。スティーヴは現在アメリカで放送されている「The Office」シーズン7で降板することが決定しており、今後の動向が注目されていた。
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