シルヴェスター・スタローン、ロッキー役からの引退を宣言！ 新作「クリード 炎の宿敵」が最後に？

俳優シルヴェスター・スタローン(72)が、自身の代名詞となっている当たり役“ロッキー”からの引退を宣言した。

1976年に公開された「ロッキー」シリーズ第一作は、彼を一躍スターダムへ押し上げた代表作。自ら脚本を書き上げ、当たらない役者が演じる崖っぷちボクサーの奮闘ぶりが感動を呼び、2006年までにシリーズ6作が公開。2015年からは、かつてのライバル・アポロの遺児であるクリードを主人公にしたスピンオフが展開され、今年(※日本では来年)続編となる「クリード 炎の宿敵」が公開される。

「クリード」新作の全米公開後、シルヴェスター・スタローンは、SNSを通じて「40年以上にもわたり、心にロッキー・ファミリーを住まわせてくれた世界中のみなさんに、感謝したい」としながら、今後、ロッキーを演じることはないとの趣旨のコメントを発表した。

「この意味深いキャラクターを作り上げ、演じられることは何よりの特権だ。胸は痛むけれど、悲しいことに物事にはいつか終わりが来る。心優しいみなさんのことを愛しています。何より素晴らしいことは、ロッキーは死なないということ。彼はみなさんの中で生きています」

なお、スタローンは「ロッキー5/最後のドラマ」と「ロッキー・ザ・ファイナル」がそれぞれ公開された1990年と2006年に、引退を宣言していた。過去2回の引退宣言時と大きく違うのは、いまや彼は72歳になっていることだ。

映画「クリード」シリーズで主人公を演じるマイケル・B・ジョーダンは、シリーズ続行の意思を示している。果たしてロッキーはそこに含まれるのだろうか。シリーズ最新作「クリード 炎の宿敵」は、2019年1月11日公開予定だ。