リハビリ中のチャーリー・シーン、復帰は2週間後と発表

チャーリー・シーンの体調不良により、一時中断されている人気海外ドラマ「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」(原題:"Two and a Half Men")の撮影が、今月末に再開することが明らかになった。

チャーリーは、1月27日に激しい腹痛を訴え、救急車で病院に搬送された。翌日の夜には退院したが、広報担当者はチャーリーが自発的にリハビリ施設に入院したと発表。これを受けて、CBSは「ハーパー★ボーイズ」の撮影休止を決定した。チャーリーは、救急車で運ばれる前、36時間にわたってコカインを使ってポルノ女優と乱交パーティを行っていたと報じられ(本人は否定)、薬物とアルコール依存を治すリハビリを行っていると見られている。

7日、チャーリーの弁護士は、米E!の取材に対して「今日からちょうど2週間後に、チャーリーは撮影に復帰する見込みだ」と発表。チャーリーが治療を受けている場所についてはノーコメントを通したが、「チャーリーは元気で、とても健康。全てがよい方向に進んでいる。みな早く彼を日常に戻してあげたいと思っているんだ」と語っている。

また弁護士は、チャーリーが両親や元妻デニス・リチャーズらからも精神的なサポートを受けていて家族関係は良好だと強調。子供たち全員から見舞ってもらい、「息子と遊べるまで回復している」と明かした。

チャーリー自身も広報担当者を通して、「これまで支えてくれてた人たちへ恩返しをするために、必死に頑張らないといけない。『ハーパー★ボーイズ』の共演者たち、撮影クルーたちへ、ありがとう、と伝えたい。CBSやワーナー・ブラザーズへも深く感謝している。そして、ファンのみなさん。応援してくれて、本当にありがとう」との声明を発表。今後は心を入れ替えて仕事に励むことを約束した。

チャーリーは2009年末に妻へのDV(ドメスティック・バイオレンス)で逮捕され、昨年2月にはリハビリ施設に入院。その際にも「ハーパー★ボーイズ」は撮影休止を余儀なくされた。

「ハーパー★ボーイズ」は今シーズンの24話のうち16話分の撮影をすでに終えているが、CBSは空いた枠を他のドラマで埋めるべく対応に追われている。自由奔放なチャーリーに振り回されっぱなしのCBSだが、ドラマの視聴率は依然として絶好調であり、これからも辛抱強く対応していくと見られている。
{{4}}