全米ティーンに人気の「ヴァンパイア・ダイアリーズ」に続く注目作とは

人気海外ドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のクリエーター、ケヴィン・ウィリアムソンが、新作ドラマのパイロットを制作することが決定。「ヴァンパイア・ダイアリーズ」の原作者L.J.スミスによる小説「Secret Circle」をドラマ化することが明らかとなった。

大ヒットホラー映画「スクリーム」シリーズの脚本家として名を上げ、青春ドラマ「ドーソンズ・クリーク」のクリエイターとしても知られるケヴィン。彼が製作総指揮、クリエーターを務める「ヴァンパイア・ダイアリーズ」は、ヒロインと美しい吸血鬼兄弟の三角関係を描いて、アメリカで高視聴率を獲得している。本作の原作は、アメリカの若者たちに支持されている人気小説シリーズ。作者のL.J.スミスは、ティーン向けのファンタジー小説で多くのベストセラーを出版している。

米Hollywood Reporterは、このたび放送局のCWが「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のヒットを受けて、同じくL.J.スミスの小説が原作となる「Secret Circle」のパイロット制作を発注、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のコンビであるケヴィンとアンドリュー・ミラーが脚本と製作総指揮を務めると報じた。

「Secret Circle」は、魔女である自分に目覚めたヒロインの葛藤と成長を描いた物語。「ヴァンパイア・ダイアリーズ」と同じく、善悪の戦い、ヒロインの切ない恋が展開していくファンタジーで、CWは「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のファンにアピールする作品を目指すようだ。

また、早くもキャスティングに関する噂が流れており、米Zap2itは、映画「愛する人」、ドラマ「アヴァロン　千年の恋」などに出演しているブリタニー・ロバートソンが主役に配役されたようだと報道。さらに、ケヴィンが脚本を手がけ、アメリカで今春公開が予定されている映画「スクリーム4」で、ブリタニーと共演している注目の新人俳優ニコ・トルトレッラが、彼女の相手役にキャスティングされる可能性が高いとも伝えている。

吸血鬼ドラマに続いて魔女ドラマが若者たちの心をつかむのか?　ティーン向けの作品を得意としてきたケヴィン・ウィリアムソンの手腕に期待が寄せられている。
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