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【インタビュー】レディー・ガガ: 子供は欲しいけどゲイじゃないと愛せない!?

2011年8月17日
いま世界で最も注目されているスーパースターであり、6月の来日時は日本でも大旋風を巻き起こしたレディー・ガガ。彼女が去る7月28日、ニューアルバム「Born This Way」のプロモーションのために米トークショー「Jimmy Kimmel Live」に出演した。

いつもより少しおとなしめの黒いワンピースを着たガガは、頭に「GAGA」と名前の入った羽のアクセサリーを付けて登場。番組ホストのジミーから、「こういうのは誰が考えるの?」と質問されると、「フィリップ・トレイシー(ユニークで斬新な帽子デザインで有名なデザイナー)の作品よ」「衣装のデザインには相当時間がかかるんだろうね」「そうね、横になっている時、ベッドの中で思いついたり」とさらっと答えた。

そして、「もう着ない衣装はどうなるの?」と聞かれると、答える前にジャケットを脱ぎながらバンドに挨拶。「私も昔バンドに入っていたから、挨拶したくなるの」とマイペースぶりを発揮したガガは、数多くの衣装を衣装専用の倉庫に保管していると明かした。ただし、昨年話題になった生肉ドレスは、ご存じのとおり加工されてしまったという。イタリア系のガガは、普段からイタリア料理をよく作るとのこと。得意料理は、フェンネル(イタリアでよく使う香草)のソース。ツアー中は手料理をスタッフに振る舞うこともめずらしくないという。宿泊先でお酒を飲んで、だいぶ酔っぱらってから、タバコを吸いながら料理するというガガ。ジミーが笑って「タバコの灰とかが料理に入ったりしないの?」と聞くと、「入るかもしれない。コショウの代わりよ」と平然と回答。ちなみに、ガガは今回のアルバムを設備が完全に整ったツアーバスの中で録音したというから驚きだ。

ニューヨーク育ちのガガは、実は運転免許を持っていないという。初めてグラミー賞で歌った後、仮免しかもっていないのに、誰にもばれないだろうと思って、こっそりロスの街を運転したことがあった。だが、次の日、マネージャから電話がかかってきて、「ナンバープレートのない車でスッピンで走り回ってたなんて、どういうことなんだ!?」とこっぴどく叱られたとのこと。

「ガガは大勢のスタッフを使う大物アーティストなのに、『あれしちゃダメ、これしちゃダメ』って言われちゃうんだ。でも、それもしょうがないのかな」とジミーに言われると、ガガは少し間を置いてから、一言「うーん、でも私あまり人のいうこと聞くの得意じゃないし」。さすが、“Born This Way”を地で行くガガ様の貫禄を見せていた。

昨年米HBOで放送された「レディー・ガガのモンスター・ボール・ツアー」のドキュメンタリーは、2011年のエミー賞で5つの賞にノミネートされている。しかし、それより驚きなのは、彼女がアメリカ・ボウリング協会の殿堂入りスターのひとりとしてノミネートされているということ!

「ボウリングは上手なの?」と聞かれたガガは、少し恥ずかしそうに、「えーと、ビールを飲む前なら上手かもね。でも、アルコールが回りだすとスコアがどんどんひどくなるの」「ボウリング場でシューズは借りるの?」ガガは一瞬絶句してから、「とんでもない!」と強く否定。観客から笑い声がわくと、ジミーが「それは衛生面を考慮して? それとも、ファッション面を考慮して履かないの?」と重ねて質問。それに対してガガは、「だって、私のファンがペッタンコの靴を履いている私を見たら、びっくりして心臓が止まっちゃうと思うもの」と真顔で答え、観客からさらに大きな笑い声と歓声を受けていた。

「いつか子どもは欲しい?」という質問に、ガガは「ずっと、ずっと先だと思うけど、いつかは欲しい」と回答。同性愛者に支持され、自身も同性愛者を支援していることで有名なガガに対して、ジミーがジョークとして「子どもがゲイじゃなくても心から愛せる?」と質問。ガガは頭を振りながら、真顔で「愛せない」と即答。ジミーの方を向くと、「だから、あなたのことも好きじゃないのよ」と切り返してみせた。

トークの後は、ガガがアルバムの中から「You and I」を披露。彼女のパワフルなパフォーマンスに観客も大興奮だった。
 
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