「Sex and the City」プリクエル制作がついに正式決定

人気海外ドラマ「Sex and the City」のプリクエル(前日譚)、キャリーの高校ライフを描くTVドラマ「The Carrie Diaries」が、米CWで放送されることが明らかとなった。

先月、米Deadlineは、「Sex and the City」の原作者であるキャンディス・ブシュネルが、キャリーの高校ライフを描いた「The Carrie Diaries」のTVドラマ化を、CWが企画している可能性について報じたが、このたび、その企画が実現することになったと伝えた。

すでに報道されたとおり、現在、CWで放送されている人気ドラマ「ゴシップガール」と同じく、Warner Bros. TVが制作し、製作総指揮をジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージが務めるとのこと。「Sex and the City」「ゴシップガール」の両方に携わったことがあるエイミー・ハリスが脚本を担当、製作総指揮にも参加する。

「Sex and the City」は、ニューヨークを舞台に、4人の独身女性の恋愛遍歴と友情をコミカルに描いた物語。全米最大のケーブルTV局HBOで、1998年から 2004年まで放送され、2008年には映画「セックス・アンド・ザ・シティ」が、2010年には映画化第2弾「セックス・アンド・ザ・シティ2」が公開された。

世界的に圧倒的な人気を誇るシリーズだけに、これまで何度も続編製作の噂が出ていた本作。最近も、オリジナル・キャストが出演するTVシリーズ続編や、映画版第3弾が作られる可能性について報じられた。

この報道について、主人公キャリーを演じたサラ・ジェシカ・パーカーは、自身が出演するTVシリーズ続編について否定、映画版第3弾については、「ここ1、2年の間に制作することはない」と断言しつつ、「将来の可能性はもちろんあるけれど」と、制作への希望を見せていた。

また、サラは、かつてのインタビューで、「Sex and the City」のキャリーの若き日が映像化されることについて、「過去に戻ることはできない。彼女の人生史を2つ作ってしまうことになるから。“えっ?　キャリーってこんな人だっけ?”ってなってしまうでしょ」と発言、否定的な態度を表明していたのだが……。

プリクエルのキャスティングはどうなるのか?　映画化第3弾は実現しないのか?　まだまだ続報から目が離せない状況だ。
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