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「CSI:科学捜査班」ゲイリー・ドゥーダン、罰金わずか100ドルで薬物所持の罪を免れる

2012年1月17日
人気海外ドラマ「CSI:科学捜査班」でウォリック・ブラウン役を演じていたゲイリー・ドゥーダン。彼は、2011年6月に薬物所持で逮捕されたが、今回はわずか100ドル(約7600円)の罰金で済んだことで、胸をなで下ろしているようだ。

ゲイリーは、2011年6月13日午前3時30分、停車中の車2台に衝突する事故を起こした。そして、オキシコンチンを不当に所持していたことが判明した彼は、現場に駆けつけた警察官によって現行犯逮捕された。

オキシコンチンは、アヘンに含まれる成分であるテバインから合成された鎮痛剤の一種。依存性の高い薬として知られており、購入には処方箋が必要とされる。

米TMZによると、1月12日にロサンゼルスで行われた裁判に出廷したゲイリーは、治安妨害の罪を認める代わりに、オキシコンチンを所持していた罪を不起訴にしてもらう司法取引を行った。また、麻薬吸引具を所持していた罪に関しても不起訴となった彼は、わずか100ドルの罰金を支払うだけで済むことになった。

2008年、ゲイリーは「CSI:科学捜査班」を降板することが発表された2週間後に、麻薬所持で逮捕された。2010年6月には自宅で騒ぎが起こっていると通報され、「セックスで興奮しすぎてしまった」と釈明したが、この時も麻薬使用が疑われ、ゴシップ・ニュースを騒がせることに。また、昨年11月には、交際相手に暴力を振るったとして逮捕され、12月に3年間の接近禁止命令が下されたばかりだった。

今回、このような司法取引が成立したのは、ゲイリーが逮捕された後、薬物依存者の自助組織、断薬会のミーティングに20時間出席し、反省している態度を見せたからだと報じられているが、果たして本当にゲイリーは反省しているのか? 彼が再び事件を起こさないよう祈るばかりだ。