フランク・ダラボンの新作ドラマに「HEROES」「ウォーキング・デッド」の人気俳優出演?

人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のショーランナー(製作総責任者)を降板したフランク・ダラボンが製作・監督・脚本を手がける、米TNTの新作ドラマ「L.A. Noir」。本作は、すでに「HEROES/ヒーローズ」でピーター・ペトレリ役を演じていたマイロ・ヴィンティミリアの出演が決定、「ウォーキング・デッド」のシェーン役で人気のジョン・バーンサルも出演交渉中であると報じられた。

「L.A. Noir」は、ジョン・バンティンの著書「L.A. Noir: The Struggle for the Soul of America’s Most Seductive City」をベースにした実録犯罪ドラマ。凶悪犯罪が相次いだ1940～50年代のロサンゼルスを舞台に、ロス市警と悪名高いミッキー・コーエン率いるギャングたちの戦いを、事実に基づいて描く作品になるという。

米Deadlineによると、「L.A. Noir」でマイロは、ギャングのために働くフィクサーとして育っていく駆け出しの弁護士、ネッド・スタックスを演じることが決定したとのこと。一方、「ウォーキング・デッド」のシェーン役で人気のジョン・バーンサルは、ネッドの第二次大戦中の戦友であり、警察内の汚職を調査する捜査官ジョー・ティーグ役で出演交渉に入っているという。

なお、ジョンが「L.A. Noir」で出演交渉を行っているという報道から、「ウォーキング・デッド」でシェーンはそろそろ死ぬことになっているのではないかという憶測も出始めている。だが、両作の撮影スケジュールによっては、両立も不可能ではないかもしれず、現時点では何とも言えないところ。

「L.A. Noir」は、マーティン・スコセッシ監督「ボードウォーク・エンパイア　欲望の街」と同じく、名監督がアメリカ暗黒史をテーマに描くことで、大きな期待が寄せられている。今後、さらにどんな俳優がキャスティングされていくのか、続報に注目だ。