ガンズの元ギタリスト、スラッシュが殿堂入り! “お騒がせ” 俳優チャーリー・シーンがブラックジョークで祝福

人気ギタリストのスラッシュが、ハリウッド大通り沿いの歩道に、映画スターやミュージシャン等が名を連ねる「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に殿堂入りを果たした。その偉業をたたえ、7月10日に開催された記念式典に、意外なあの俳優が登場。キレの良いスピーチを行い、スラッシュのファンを大喜びさせた。

その俳優とは、新ドラマ「Anger Management(原題)」が好調なすべり出しをみせ、完全復活をとげた俳優チャーリー・シーン。実はスラッシュの近所に住んでおり、長年親交があるという。チャーリーは、ギターのヒーローと崇める長年の友人のために、ハリウッド大通りにあるハードロックカフェ前で開催されたセレモニーに出席。2473番目の星となったスラッシュの名声を讃えた。

スラッシュは、人気ロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズの元ギタリストで、脱退後はソロとしても成功を収めている世界的なギタリスト。チャーリーは、スピーチの中で、1995年にスラッシュを相手取り訴訟を起こし、彼を脱退へと追い詰めたガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズをネタにしたブラック・ジョークを披露。

「アクセル・ローズが将来、寝床にするであろうこのストリートに、スラッシュの星が埋められる。なんて相応しいことなんだ」と述べ、出席者たちの笑いをとった。アクセルは最近、ライブで声が出ないことから落ち目だと言われており、これを皮肉ったもの。

また、チャーリーは、「この星は、オレたちが80年代にコカインをキメた回数よりも、もっと多く踏みつけられることになるんだぜ」とも発言。チャーリー節を久しぶりに炸裂させた。

なお、チャーリーのほかには、伝説的映画プロデューサーのロバート・エヴァンスも駆けつけスピーチを行った。ロバートは2002年に自伝映画「くたばれ!ハリウッド」を制作しており、スラッシュは同作に出演しただけでなく、演奏も提供している。

式典には、スラッシュの妻と2人の子供たちも出席。スラッシュは家族と集まったファンのためにギター演奏を披露。拍手喝采を浴びていた。