米NBC「The Office」シーズン9で放送終了へ

人気海外ドラマ「The Office」が今秋より放送のシーズン9をもって終了することが明らかになった。

本シリーズは、イギリスで一大旋風を巻き起こしたドラマのリメイク版として、米NBCで2005年より放送されるや瞬く間にファンを獲得。KY上司役を熱演した主演のスティーヴ・カレルは、本シリーズでゴールデングローブ賞を受賞。また、テレビ界の権威ある賞、エミー賞にもノミネートされた。

その後スティーヴは、シーズン7で同番組を降板したが、番組はその後も継続。本家イギリス版の主人公を演じたリッキー・ジャーヴェイスや、弁護士ドラマ「ボストン・リーガル」で知られるジェームズ・スぺイダーが出演するなどの話題をふりまき、ファンを喜ばせてきた。

そんな中、製作総指揮者のグレッグ・ダニエルズは、21日、本シリーズをシーズン9で終了することを発表。グレッグは「今年が最後のチャンスだと感じている。アーティスティックな結末を作るよ」とコメント。

「全ての疑問は今年中には解き明かされるだろうね。僕たちは、ドキュメンタリーの裏側を見ることになると思うよ。今年計画したものを番組のファンの人は喜ぶと同時に興奮してくれるだろう」とシーズン9の出来は期待以上のものであることを語った。

果たして、シーズン9にスティーヴが出演することはあるのだろうか? グレッグは「スティーヴが戻ってきたら、それは素晴らしいものになるに違いないよね」とも語っているだけに、ファンとしては放送が今から楽しみなところだ。

「The Office」のシーズン9は9月20日より全米にて放送が開始される。