妊娠中の人気歌手アデル、セックスアピールをするアーティスト達に一喝

米グラミー賞受賞者の人気歌姫アデルが、「自分を性的にアピールしているアーティスト達は、ファンに間違った印象を与えている」と語り、セックスアピールに対して、批判的な見方をしていることを明かした。

アデルは、今年行われた第54回グラミー賞で主要3部門を含む6部門にノミネートされ、その全てを受賞したスーパーシンガー。7月には、第一子を授かったと発表し、現在、妊娠中である彼女は、9月27日には、全身黒で統一したマタニティ姿で散歩している姿が目撃されている。

そんなアデルが、英Sunに対して、9月26日、ミュージックビデオなどで、裸同然の格好になるアーティスト達を一喝。「雑誌や映像で見るアーティストたちの姿は、もはや、まったく別人のようになってしまってるわ。もっと、あるがままの自分で表現すればいいのにと思う。素の自分でいることこそが幸せでいるための秘訣なんだから。自分を性的欲望の対象にするのは、良くないわ。勇気を与えてくれるものでもない」と厳しいコメントをしている。

決してスリムとはいえない体型のアデルは、もっと痩せろと言われることもあるが、それでも「私はただ立って歌うだけ。“サイズ大きめ” だとか、他のアーティストよりも大柄とか言われても、そんなの気にしてないわ」と、自信たっぷりな様子。

アデルは、2011年に英版ファッション雑誌Vogueのインタビューにて、「もっと痩せたいとか、胸を大きくしたいと思って、神経をすり減らす人たちがいるわよね。でも私はそんな風になりたくないの」と語っており、自然体でい続けようとする態度は、今でも一貫しているようだ。