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シリーズ生誕50周年を迎える「007 スカイフォール」に長崎・軍艦島をモデルにした島が登場

2012年10月31日
モデルとなった長崎・軍艦島(端島)モデルとなった長崎・軍艦島(端島)
The Japan Daily Pressより
世界的に人気のある映画「007」シリーズのシリーズ第23弾「007 スカイフォール」に、軍艦島として知られる長崎の無人島、「端島」をモデルにした島が登場することが明らかになった。

複数のメディアによると、「007 スカイフォール」の主人公ジェームズ・ボンド(演:ダニエル・クレイグ)の適役となる元イギリス情報局秘密情報部エージェントのラウル・シルヴァが、拠点としている島のモデルとして軍艦島が採用されたという。

軍艦島は長崎港から南西の海上約17.5キロメートルに位置する、長さ480メートル、幅160メートルの細長い島。炭鉱により栄え、1916年頃には日本初の鉄筋コンクリート造の集合住宅が建設された。人口は3000人を超え、アパート30棟、学校、病院、神社も建設されていた。しかし、石油がエネルギー主流となったため島は衰退。1974年1月に炭鉱は閉山され、3か月後には島民全員が島を離れて、軍艦島は無人島となった。

アメリカのアルカトラズ島と比較されることが多い軍艦島は、島の形が戦艦に似ていることからその名がついた。無人島になってからもディストピアとして多くの人々の興味をひいており、2008年には政府によりユネスコ暫定リスト記載が決定している。
 
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