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60年代のラスベガスを舞台にした新海外ドラマ「VEGAS/ベガス」の面白さをショーンKが徹底検証

2013年9月18日
ショーンK(左)、池田敏ショーンK(左)、池田敏
ヒュー・ジャックマン主演の映画『ウルヴァリン:SAMURAI』の監督としても知られるジェームズ・マンゴールドが製作総指揮を務めている海外ドラマ「VEGAS/ベガス」。

1960 年代のラスベガスを舞台に、カウボーイから保安官となった実在の人物ラルフ・ラム(デニス・クエイド)とカジノを仕切るマフィアのヴィンセント・サヴィーノ(マイケル・チクリス)の激しい攻防戦を描いた本作の試写会が13日都内で行われ、コメンテーターのショーンK、海外ドラマライターの池田敏がその魅力を語った。

物語の舞台となる1960年代のアメリカをショーンKは「ケネディで始まって、ベビーブームで盛り上がる。音楽、文化も形作られていく一方で、格差や差別が生まれた。キング牧師が1963年に公民権運動を起こすその前後でベトナム戦争に突入。アメリカが栄華凋落のすべてを経験した時代なんです」と説明。今作は「そんなアメリカの歴史を鳥の目で見た後に、虫の目で彼らの活躍を見ていくと『こんなことがあったのか』と面白くなる」と指南した。

最近は近現代を物語の舞台にした海外ドラマも増えているそうで、池田は「アメリカでも『3丁目の夕日』現象が起こっている。古きよき時代を懐かしみたいのでは」と分析し「今流行の『半沢直樹』は『倍返し』と言うけれど、このドラマは『1.05倍』くらいで相手を挑発。その駆け引きが面白いし、映画のよう」と見所をアピール。マーティン・スコセッシ監督の『グッド・フェローズ』『カジノ』で原案・脚本を担当したニコラス・ピレッジが企画・製作総指揮を担当しているが「ラスベガスを知り尽くしている人が描いているだけに、エピソードの一つ一つが本当にリアルで面白い。ラスベガスを舞台にしている他の作品と見比べるのもいいかも」と意外な楽しみ方を伝授した。

またショーンKは「当時のマフィアはファッション、思考思想もとんがっていて、最前線にいたような感がある。しかもヴィンセント・サヴィーノは経営感覚にも長けていて、凄く優秀」とバッドガイの魅力を説き「ラルフ・ラムの方が荒っぽい。言葉よりもすぐに手が出て殴るし、銃口を向ける。どちらがマフィアかわからなくなってしまう」と特異なキャラクターに苦笑い。池田も「理詰めではなく、拳で行く人。アクション場面によって武器も違うし」と同調し「立場は違うけれど、実はラスベガスを良くしようと思っているのは一緒なんですね」と登場人物たちのねじれの妙を明かしていた。

■「VEGAS/ベガス」
海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて
10月20日(日)独占日本初放送スタート
[二カ国語版]毎週日曜22:00ほか [字幕版]毎週日曜24:00 ほか

© 2013 CBS Studios Inc./© 2013 CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved

ショーンK(左)、池田敏ショーンK(左)、池田敏


デニス・クエイド、キャリー・アン・モスら豪華キャストが勢揃い! 新ドラマ「Vegas」予告編公開(2012年5月17日)
ラスベガスの保安官を主人公にした米CBSの新ドラマ「Vegas(原題)」の予告編が公開された。









 
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