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ティム・バートン&木村カエラが審査員に! “フラン犬”ファッション・コンテスト開催

2012年12月5日
プロデューサーのアリソン・アバッテ(左)、ティム・バートン監督(中央)、木村カエラ(右)プロデューサーのアリソン・アバッテ(左)、ティム・バートン監督(中央)、木村カエラ(右)
映画「フランケンウィニー」の日本公開に先駆け、監督を務めたティム・バートンとプロデューサーのアリソン・アバッテが、12月5日(水)、都内で開催されたファッション・コンテストの審査員として、歌手の木村カエラと共にサプライズ登場した。

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「アリス・イン・ワンダーランド」をはじめ、ユニークでファンタジックな世界観とイマジネーション豊かなビジュアルで、世界中の映画ファンの心をとらえ続けるティム・バートン監督。最新作である白黒3D映画「フランケンウィニー」は、孤独な少年ヴィクターと“禁断の実験”によって甦った愛犬スパーキーとのピュアな愛が街中に大事件を巻き起こす、ちょっと奇妙で心沸き立つ冒険ファンタジーを描いている。

この日、都内にある東京モード学園では、同作の公開を記念し、ファッション・コンテストを開催。同学園のスタイリスト学科の学生たちが、A~Fチームの6組にに分かれ、ヴィクターとスパーキーの友情からインスピレーションを受けたキッズとワンコの“奇妙な世界の友情”を、モノトーン・ペアルックとヘア・メイクで表現した。
木村カエラ(右)のコメントを楽しそうに聞くティム・バートン監督(左)木村カエラ(右)のコメントを楽しそうに聞くティム・バートン監督(左)


ティムとアリソン、そして同映画のインスパイア・ソングを手掛けた木村が、モデルの子どもたちと犬の服装からヘア・メイクに至るまでを審査するという本イベント。いざファッション・ショーが始まると、会場はキュートなキッズとワンコに魅了され、審査員たちだけでなく、観客の学生たちも、視線はランウェイに釘づけになった。

厳しい審査の結果、木村がヘア・メイク賞を、アリソンがスタイリング賞を選定。2チームには木村のサイン入りのCDや、ティムらのサイン入りの「フランケンウィニー」の解説本が贈られた。

審査員長を務めたティムは、「僕が選ぶことにならなくてよかったよ。どのチームも本当に素晴らしくて、甲乙つけがたかったからね」と絶賛。学生たちに向けたコメントを求められた際にも、「このデザイン性、創造性、ファッション性の高さが、毎回僕が日本に来たいと思う魅力なんだよ。今回のイベントでそれが証明されたね、君たちは才能あふれる人材だよ」と大満足の様子だった。

当の映画についてティムは、「僕が大好きなモンスター、犬、ストップモーション・アニメーションの3要素をすべて入れ込んだ作品だよ。僕にとって特別な思いのある感情面の表現についても楽しんでもらえたら」とコメント。また、木村は「孤独の中に希望が見える映画だなと思って感動した」、「キャラクターがどれもかわいくて、白黒の映画なのに観終わった後はカラフルな気分になれる」と見どころを語った。

なお、木村の手掛けた本作のインスパイア・ソング「WONDER volt」は、12月19日に発売されるアルバム「Sync」にも収録されている。

「フランケンウィニー」は12月15日より全国公開。

■ 作品公開情報

日程:2012年12月15日(土) 3D / 2D 同時公開
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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