リュック・ベッソン監督が6年ぶり来日! 映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」をアピール! ゆりやんレトリィバァとじゃれあう場面も[イベントレポート]

3月13日、都内で映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」のジャパンプレミアが行われ、リュック・ベッソン監督が来日し登壇した。

本作は、フランスで1967年より発行されたSFコミック「ヴァレリアン」を原作としていて、宇宙を守るヒロイン、カーラ・デルヴィーニュ演じるローレリーヌとデイン・デハーン演じる捜査官のヴァレリアンが銀河を危機から救うため大冒険が繰り広げられる。物語の舞台は28世紀となっており、「スター・ウォーズ」を始めとした様々なSF作品に大きな影響を与えたとも言われている。

6年ぶりの来日となるベッソンは、登壇すると「どうもありがとう!」と日本語で挨拶をし、続いて「日本語は今出し尽くしてしまったんですがもう1つありました。コンバンハ!」とジョークまじりでトークを始めた。


「初めて日本にやってきたのは30年前なんですね。日本に来るのは毎回毎回素敵な経験です。そして、本当にうれしいのは僕のことを信頼してくださって30年の長きにわたって、作品が公開されればみなさんが見に来てくださったという、この長期的な非常に長く続いてる関係に、みなさんの応援に心から感謝を申し上げたいと思います」という、日本のファンへ感謝の気持ちを伝えた。

また、「30年経ったとしても、車いすに乗ってでもまた来日します」と会場の笑いを誘い、「この作品はコミックを知らなくても全然大丈夫です。知らないと思ってもたっぷり楽しめるので心配しないでください」と続けた。


イベントには、5000の言語を扱う愉快な情報屋トリオ、「ドーガン=ダギーズ」の吹き替えを担当したTHE ALFEEの3人と、歌手として活躍するリアーナが演じる、踊り子エイリアン「バブル」の吹き替えをしたゆりやんレトリィバァも登壇。星に名前を付ける権利である“星のネーミングライツ”がベッソン監督からプレゼントされた。

ゆりやんレトリィバァは、ギャグを次々と披露したため、ベッソンから「本物のエイリアンなの?」とからかわれる場面もあるなど、終始、楽しくなごやかにイベントは進行した。


「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」は3月30日(金)より全国で公開される。