「ゲーム・オブ・スローンズ」ミシェル・フェアリー初来日インタビュー[その1]「壮大な映像と物語、それが全て」

人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ　第一章:七王国戦記」のブルーレイ&DVDリリースを記念して、本作に出演する英女優ミシェル・フェアリーが今年7月に来日した。TVグルーヴは、初来日のミシェルの単独インタビューに成功。キャリアも長く「職人」と呼ぶにふさわしいミシェル、「ゲーム・オブ・スローンズ」の見どころと、役者の仕事に真摯に向き合う姿を赤裸々に語ってくれた。


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Q. 今回が初来日ということですが、日本の印象はいかがですか? 行ってみたいところはありますか?

A.
日本が大好きです。招待して頂いて非常に光栄に思っています。中国と香港には行ったことがありますが、日本は今回が初めてで、ずっと来たいと思っていました。このワンダフルな機会に大感激です。とてもエキサイティングで、活気あふれる街だと思います。視覚的にも素晴らしいです。人もフレンドリーで、今まで出会った皆さんが、寛容にやさしく受け入れてくれました。いくつかのお寺や皇居には行きましたが、明日、もっと東京を見て回る予定です。わずかな時間の滞在なのが残念です。


Q. 「ゲーム・オブ・スローンズ」は、どのようなところがほかのドラマと違うと思いますか?

A.
壮大な映像と物語、それが全てです。今まで見たことのないような幅広い感情のスペクトルを描いています。その雄大さは、さながらギリシャ悲劇のようです。ジャンルはファンジーになっていますが、私自身は、それよりずっと大きいものだと思っています。

キャラクターは非常に人間的です。架空の時代に設定された架空の物語ではありますが、キャラクターが向き合う問題は、現代社会と通じます。今まさに、同じような問題を抱えている人もいるでしょう。それらとどう向き合うのか?　愛、喪失、絶望、死別、憤怒、復讐、情欲…　このようなこととどう共存していくのか?　人生をどう生き延びるのか?　テーマはとても大きくても、キャラクターは非常に人間的な脆さを持っているので、だれもが感情移入できます。また、悪役は、とことん悪です。

どの出来事も、どのキャラも、表面通りではありません。そして皆が常に変化しています。そうしないと、生き延びられないのです。一つ一つの出来事が、連鎖反応であらゆる人に影響を与えます。それら全てのものがお互いに重なり合いながら同時進行していて、だれが生き抜いていけるのか分かりません。非常にエキサイティングな、素晴らしいドラマです。

>>「ゲーム・オブ・スローンズ」ミシェル・フェアリー初来日インタビュー[その2]「想像を絶するような厳しい世界の物語」へ




■ リリース情報

「ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記」
【初回限定生産】コンプリート・ボックス発売中

ブルーレイ:11,800円(税込)
DVD:9,800円(税込)

ワーナー・ホーム・ビデオ
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■ 放送情報

7月28日　スターチャンネル(BS10ch)
「ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突」日本初放送決定
スターチャンネル3　毎週日曜日よる　10:00～


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